母の日に、シャネルの上にあるベイジュに行ってきました。

久しぶりのブログです。(御免なさい)
なにしろNYでは、7月まで留守というのでいろいろ、大変に忙しかった。東京に着いたら、時差ボケといろんな仕事が重なってしまって。

先週の日曜は、母の日ということで、田舎から母が上京(なんかとても古めかしい言葉ですねえ)していました。NYから電話でベイジュに予約を入れていました。
母には、シャネルの上にあるということで、分かりやすいだろうと思ったわけです。それにフレンチのコースというのは、結構お腹に重いので、昼にしたわけです。

ちょいとお洒落をして、朝ごはんは異常に少なくして、いざ出陣。
なんか大げさなサービスでレストランに案内されて、コースを食べました。

とてもニューヨーク的なモダンなスッキリしたインテリア。
でもサービスは、とても日本のフレンチ的な緊張気味なサービス。
アラン・デュカスのレストランはNYでも行ったことがありますが、値段の割りにはまあまあ、という印象でした。

このベイジュも食事に関しては、同じ感想でした。
なんか物足りないという感じ。しかも肉はとても柔らかいと何度も説明していたのに、僕でも噛み切れないような肉でした。母は、歯があんまり良くないので、この肉は取り替えてもらった。

それに、お腹いっぱいになるからと、全日から準備していったのに、これが結構足りないくらいのボリュームでした。
デザートは結構美味しく、しかも3点も出たので、なんかデザートでいっぱいになった感じ。

でも、母には喜んでもらえた。
その理由の第一は、ギャルソンが皆ホストのような着こなしと身のこなしだったこと。これにはいたく、感動していたらしく、なんどもお皿を「持ってくる人たちはそうでもないけど、背広の男性たちは皆モデルのように歩いている。」と言っていた。
確かに男だけが働いていたけど、僕には、なんか気持ち悪いサービスだった。
どうして、あんなに細かく料理の説明をするのか、ほんの一たらしのソースの説明がタイソウなもので。あたかも自分が作ったように、説明するのか。芸術品のように。
っで、食べるとフーンだもんなあ。

第2の母の喜びは。
最後に出てきたCCのマークのチョコ。
母はアルファベットが読めないので、すべてのブランドはマークで覚えている。CCのマークはもちろん覚えている。

第3の喜びは。最後にロビーで写真を撮ってくれたこと。母の日だということを事前に伝えてあったので、撮ってくれた。その場でプリントしてくれた。でも、僕は、なんか観光地で騙されて撮られたみたいな感じになった。
ケーキには、Merci Beaucoupって書いてあったけど、これは母には単に良く分からない模様。

とにかく、たまには母親孝行もいいものでした。

世の中のすべてのお母さん、有難うございます。

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