続けます。「みんなでやる深呼吸と瞑想」49日行のひとつとして。

「みんなでやる深呼吸と瞑想」は、当初、今夜で終わりにしようと思って始めました。

そのくらいでなんらかのメドがついて、皆、一人一人でそれぞれで瞑想と深呼吸のある生活をしていただければと、その時には思っていたからです。でも、現状はまだまだ、大きな問題を僕らは抱えています。しかも、かなりの長期戦になることも、日本だけの問題ではないことも、明確になってきました。

僕の友人に声をかけたところ、世界中の人が、この深呼吸と瞑想に参加してくれはじめました。そこで、とにかく4月29日まで、続けることにしました。なぜ、その日なのか?なぜ、期限をきめないでずうっとやらないのか?

ずうっと続けても良いのですが、あるいは、そろそろ良いかなという状態になったころにやめてもいいのですが、なにか期限を決めた方がいいかなあと思ったのです。そこに行ってから、そのまま続けても良いし、なにか別の形にしても良いし。そう考えました。

なぜ、4月29日なのか?TaoZenでは、よく49日プラクティスと呼んで、49日間、とにかく続けるということをします。これは、僕自身がなにか教わって、練習するときに、目安として108日行うことにして自分なりに目標をたてて行いました。そうするとそのプラクティスが、(新しい太極拳の形でも、瞑想方法でも、なんでも)一応自分のものになったかなあと思うようにしたのです。

これがなかなか良かった。ところが、この108日行を、NYの生徒と実行しようとしたのですが、無理。長過ぎでした。そこでいろいろ調査した結果、心をこめて21日間おこなうと新しい癖が身に付くというセオリーがあることが分かった。早速、自分でやってみた。これでは早すぎ。まったくのインスタントという感じ。

そこでふと思いついたのが49日。7日の7週。なんか満中陰といって死ぬプロセスで49日かかるというインドからの考えで法事なども行われています。じゃあ、なにか生まれるにも最低、49日くらいはかかるという変な理屈が、僕にはピンと来た。NYの生徒にもこうやって説明したら、皆やろうということになった。それ以来、良さそうなことは49日やってみてからということになったのです。

今回の「みんなでやる深呼吸と瞑想」も、震災から49日目の4月29日に、一度区切りをつけてみようかと思ったのです。

とにかく、そこまでやってみましょう。続けることの力、繋がることの力というものを、信じています。

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