インド、チェンナイ(マドラス)に到着。

インド、チェンナイに現地時間の23時くらいに着いた。

この街は、マドラスという名前で知られているけれど、今は英国征服まえの名前のチェンナイになっている。この街は、どうもインドの高度成長とは今のところあんまり影響を受けていない様子。空港もかなり痛んだままで、黴臭いところが素敵だ。今回は、タイで行った僕のクラスに出てくれたインドの方が偶然、クリシュナムルティのインスティチュートと関係のある人たちで、気功や太極拳などを教える人を探していたということで招待してくれました。ほとんど知らない人のところに全くの勘で出かけるのは、まあ、僕のお得意だけど、今回は本当に未知な感じ。沢山のクラスの予定があるだけは知らされています。あとは、まあ、なんとかなるでしょう、という感じ。

まずは、インドに今でもビザが必要ということは認識していなかった。いろんな国に行っているけれど、キューバやアルゼンチン、ジンバブエ、中国などはビザが必要だったけど、インドのことは全く考えてなかった。ギリギリ出発の前日にビザを出してもらった。ホッとした。

シンガポール経由でチェンナイ到着。空港がかなり痛んでいて、黴臭いのが、なんかインドに来たという安心感。キューバに着いた時には、空港だやけにハイテックだったのが、しかも見かけだけのハイテックだったのが、不思議だったのを思い出した。

僕を迎えに来てくれた男性は、なんと税関のところに立っていました。一般の人たちは、空港の外の蒸し暑いところでいっぱい待っているのに。その紳士は、ずうっとブラックベリーを話さなかった。車のところからは、別の男がどうも今夜泊まるところまで運転してくれた。英語は、あんまり通じない。車やバスやトラック、スクーター、そして人で、ごっちゃかえしている道を凄いスピードで飛ばす。まるで、スラムドッグ$ミリオネアのシーンのようだ。

着いたのがマドラス・クラブというプライベートクラブ。きっと由緒正しいところだと思うけれど、相当痛んでいる。僕の部屋は天井が高く黴臭い。カビと埃にアレルギーの僕には、ちょっと辛い。シャワーはあるけれどお湯は出ない。水洗だけれど、バケツいっぱいの水で流さないといけない。

インドに来たという感じが、それでも嬉しい。ずうっと来ていなかったからなあ。インドが僕に教えてくれたことは、とても大きい。

今朝は、朝食をいただきにメインビルディングまで行く。改装中。空港も立て直し中だった。新しいインドがここでも急速に動いているのかもしれない。僕は、裸足ではくハイキングシューズで旅行をしている。これがどうもサンダルに見えるらしく、ウエイターが、「ここではサンダルは駄目です。」と厳しく言われた。結局、自分の部屋で食べてくれということになった。でも、見渡す限り僕しか客はいない様子。

部屋で食べた朝食。今では日本とインドでしかあんまり見ないような律儀なトーストとティーとマドラスオムレッツ。このマドラスオムレッツというのは、オニオン、ピーマン、などにかなり辛いペッパーが混じっていた。結構美味しい。

TVは、何百ものチャンネルがあって、朝からボリウッドの映画ややたら踊るインドポップ。Wifiはどこでも使える。

さて、これからどうなるのかなあ。インドの時間に任せてみようと思っている。今日、どこかに移動があるらしい。wifiがある限り、ブログします。

ナマステ!!

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