世界遺産のマハーパリプラムの遺跡

今回、たった1日のフリーの日に、チェンナイから60キロくらい南下したところにある世界遺産のマハーパリプラムに行った。

僕は、この遺跡について全くなんの知識もなかったけれど、マリニと食事をしている時に話になって、ぜひ行くべきだということになって、例によって尽かさずアレンジをしてくれた。朝7時に出発。ガイドに様々なヨーロッパの王族の案内などをしてきたベテランのアマンディさんが着いた。会ってすぐに気があって、なにか僕の誕生日を聞いて「あなたは決まった時間の仕事などをやってはいけません。良い意味ではちょっと創造的、別の意味ではちょっと変わっていますねええ」と大笑いされた。さっそく「あなたは?」「実も私の同じ月で、全く同じ」

70歳をすぎても、まったく元気な彼女の案内は、大変に分かり易かった。

圧倒されるような遺跡の前で、僕はついつい気になるところを写真に撮ろうとすると。

「待って待って、気が早い。とにかく私の説明を全部聞いてからにしなさい。それから自由に歩いたり写真を撮る方がいいですよ。なんというか人の話をきちんと聞かないのも、思った通りに動くのも、なかなか私と一緒ですねえ。」と大笑い。

マハーバリプラムの遺跡は、4世紀から9世紀まで作られた石窟寺院や岩壁彫刻、石彫寺院などなど、素晴らしいものが沢山ある。

僕はインドの神話に詳しくはないけれど、大好き。なにしろ人間的でロマンチックでスケールが大きい。

後ろの岩壁彫刻は大きな一つの岩に掘ったもの。ココでも、話をちゃんと聞かずにいろいろ観ていたので、アマンディさんに笑われた。

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