コラ・ボーネルさんの死去、という記事。

最近は、すっかり紙の新聞を見なくなってしまった。インターネット新聞で済ましている。

良い所は古新聞が溜まらないところと、東京にいてもニューヨークタイムスをその日読める事。

悪いところは、味気ないところと、自分が興味のあるところにしか読まなくなってしまう事。紙だと、ぺらぺら捲っているうちに、自分では全く興味のないジャンルの記事でも読んでいたりする。でも、インターネットだと、そういうことはほとんどない。あとは、レイアウトの面白さというものが無い。

さっき、インターネット新聞をみていたら、最後のほうに載っていた記事が眼に止まった。「コラ・ボーケルさん死去」という記事だった。あれ、まだ生きていたんだっということと、もう何十年も、それもかなり何十年も、この人の名前を来た事も、この人の歌声も来た事が無かったなあって思った。枯れ葉という曲を有名にした女性歌手だ。さっそくグーグルしてみた。http://www.youtube.com/watch?v=mz-4ab9i16Qの youtubeを観て、中学とかの時って、僕は田舎に居たくせに、なぜかフランスに憧れていたなあって。

シャンソンという言葉も聞かなくなった。コラとか、バルバラとか、ピアフとか好きだった自分が、今では、なんとなく恥ずかしい感じさえする。パリの女性は、皆素敵なんだろうなあって、思っていたのも、不思議だ。

でも、やっぱり良い。今、聞いてもなんか良い。コラ・ボーケルさんは、93歳だったらしい。外人の名前に「さん」をつけると不思議な妙だ。

インターネット新聞でも、ふと、こういう記事が見つかるものなんだなあ。

Post to Twitter