チネイザンと出会って30年ほどになりました。

チネイザンは決してお腹のマッサージではありません。一見、そう見えるのですが、、
チネイザンは決してお腹のマッサージではありません。一見、そう見えるのですが、、

チネイザンで出会ってから30年ほど経った。

その頃、マンタック・チア老師から、主にタオの錬金術瞑想や、気功を一生懸命学んでいた。

ニューヨークの中華街のかなり怪しい部屋で毎週のように学んでいた。

その彼が、突然チネイザンというヒーリングメッソッドを教えると言い始めた。

だいたい彼が最初に教えるときには、全く整理もされてなく、英語もかなり怪しいこともあり、

人があんまり集まらないことが多かった。今は、マンタック・チア老師は、世界的に有名だけれど、その頃はまだほとんど知られていなかった。

僕は、彼を応援する意味だけで参加することにした。

弟子というのは、師匠のやることは、できるだけ支えるという古典的な思いが僕にはあるようだ。

チネイザンというものが、お腹を出し合ってのマッサージみたいなものということも認識なしに参加。

友人のフランス人でカリフォルニアに住むジールも誘って見た。

まあ、なんとなく面白いという感じだったけれど、これを僕は使うとかいうイメージは全くなかった。

それでも、何度かこのリトリートを取ることになった。それも何かチア先生に頼まれたからだったような記憶がある。

他のものは、すでに何度も何度も受けていたので、まあ、これでもいいかみたいなところだったと思う。

その頃は、かなりボディーワークのプロ意識の強い人が集まっていたので、僕は施術を受ける側に専ら回っていた。

チネイザンを自分が使うとか、教えるとか、そういうイメージは、全くのゼロ。

それでも、なぜか僕のところに施術を受けに来る人がぼちぼち出てきたので、断らずにやってみたりもしていた。

これが、まさか今のように世界中でプロとして施術を行うだけでなく、教えることになったのには、僕自身、驚いている。

では、なぜ、そういうことになったのだろうかと、今振り返ると。

人の役に立てるという実際の経験が重なったからだと思う。

それと人に触るということの深い意味が分かってきたからだと思う。

(続く)

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