枝野官房長官の記者会見を見て、、、

あんまりTVを見ない。災害の次の日に、スタジオからTVを担いで持ってくるまでは、TVは無かった。

というのは、日本のTVのなんというか、むなしさに耐えられなかったからだ。そうは思っていても、ふと気がつくと1時間見ていたりするとがっかりするから、持たなかった。でも、今回は、TVがないとなかなか何が起きているか分からないと思って、小さなTVを持ってきた。インターネットの情報だけでは、不十分だと感じたからだ。

今回の災害でも、TVなどのメディアのあり方をいろいろ考えさせられている。

枝野官房長官は、本当にたいしたものだ。あんな変な記者からの質問に怒りを見せずに淡々と卒なく答えている。それにしても、どうして程度の低い質問が多いのだろうか?ジャーナリズムは、人の言葉尻りや、足を引っ張ることだったのか?批判するのがジャーナリストなのか?まるで、安易は週刊誌とかTVの番組のレベルではないかと思えるような質問もある。足を引っ張りあうのは、やめませんか?そんな時期でもない。

911の時などのプレスカンフェランスでは、こんなじゃなかった。

この世界の危機でありながら、誰がなにを言ったとか、誰が責任とるのかとか、実際の問題解決の方向に向いていない。まったくどうなっているんだろう。

僕自身、あらためて自分を見直さないといけないと実感した。僕もそういう無責任な批判をして、それがなんかインテリみたいな感じになってはいないか?自分の意見はなにか、そして自分の行動をどうするかを、どうやって協力できるのか、そういうことをできるだけ積極的に考えて、そして実行していきたい。

質問している記者とか、TV局や、週刊誌で働いている人たち、皆、大学の時には、とても優秀だったはず。僕なんかよりもずうっと頭が良いはず。なのに、どうしてしまった。

ジャーナリズムは、社会でとても大切なものなのに。

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