シンガポールでの出会い。
シンガポールははじめて。
チバソムで知り合いになった人に、ぜひ寄らないか。紹介したい人がいるというので、タイの帰りに寄った。でも、僕の地理感覚の弱さというか、暢気というか、チェンマイからはシンガポールは帰り道っていう感じではなかった。遠回りだ。でもエアーチケットはこのほうが安価だった(笑)。
招待してくれたインド人のリズバンのことは、そんなに知っているわけでもないけど、数多く逢うクライアントの中でもなんとなく気があったし、なんどかメールも貰っていた。そして、ぜひ紹介してもらいたい彼の顧客(リズバンはスイス銀行のプライベートバンカー)がいた。TaoZenにも大変に興味をもってくれている、世界でも大変に影響力のある人にあえる可能性があったが、その時にはシンガポールにはいらっしゃらないということで、別のクライアントを紹介してくれた。
影響力のある方たちにも、瞑想や呼吸法、そしてチネイザンを理解していただきたいという願いがあるのです。
リズバンの両親とは、すっかり気があって、僕のインド熱にちょっと火がついた。40年前にインドに一年住んでからは、一度も戻っていない!!8月下旬にインドに行く事になりそう。ぜひ、来て欲しいという人が数人いて、その中の一人がリズバンの家族ととても親しい中という偶然もあり。
シンガポールには2泊。その間に、一度も外食をしなかった。結局、リズバンの家では、インド料理を頂いて、後はプライベートセッションをした家族と一緒に食事を頂いた。どの家族もビリオネアの国際的富裕な人たち。だけど、とてもリラックスしていて、オープン。本当に気軽に「ぜひ、食べて行って!」「そうそう、友人も呼びましょう」みたいな感じ。これは所謂、華僑とか国際的なインド人の習慣なのか良くわからないけれど、日本やヨーロッパのお金持ちとはかなり違うなあ。
この間に結局、プライベート・セッションを8回くらい行った。予定では2回だけだったのに。嬉しい悲鳴だなあ。
シンガポールは、今やアジアのスイス。金融の中心だ。日本、あるいは、東京は、80年代、90年代前半にはアジアでのハブになる所だったけれど、それは自分のほうから拒否したと思う。(この件については、いつか別に書きたいと思います。)
シンガポールは、インドネシア、マレーシアというイスラム国に囲まれた小さな都市国家。なにか国家というよりも、国家企業と言う感じまで受ける。それにしても国際都市国家なことは確かだ。
アジアには、新米な僕は、アジアを回るたびに、いろん発見がある。
今回のシンガポールが短かったけれど、お金持ちの人たちの生活の一部を覗かせてもらった。その人たちの心が以外というか予想以上にオープンだったことが嬉しかった。
お金は大切だけれど、それにあんまり左右されない自分というものをいつでも持ち続けて、育てていきたい。かなり小さい時にそう思った。どんなに豪華なところでも、貧しいところでも、普通に自分でいられるように成りたい。どんな有名な人でもお金持ちでも、貧乏でも、知られていない人とでも、同じようにいられる自分でありたいと。
また行きたい場所だ。シンガポールは。まあ、相変わらず人なつこいというか、図々しいなあ、僕は、と自分でも思った。