トルコ・コーヒーよりも、トルコ・ティー!

イスタンブールのグランドバザール。

こここそ、混沌とエキゾティックが混じって大変なエネルギーだろうと思って出かけた。

いつできたのかは分からないけれど、巨大なアーケード・マーケットだ。どこまで歩いても終わらないような、とにかく僕のような方向音痴には、自分が迷っているのか、どうかも分からないほどの迷路だ。

活気はあるけれど、売っているものは、みんな同じようなものばかり。

皿や生地、ランプなど、色とりどりで面白いけれど、いざ、何かを買おうとすると、僕にはなにも見つからなかった。かなり、残念。

しつこく声をかけてきて、怪しい押し売りにあうのかと思ったのに、よっぽど金がないと思われたのか、殆ど、これも無し。

怪しいのは、どうも、僕のほうかも。

トルコに来てから、ほとんどトルコ・コーヒーにお目にかからないのにビックリ。殆どが、トルコ・ティー。

小さなグラスに入ったティーを1日中飲んでいる気配だ。

特に男性たちは、いつでもティーを飲みながら、なにやらおしゃべりに夢中な感じだ。

グランド・バザールでも、トルコ・ティーの出前があちこちで行なわれていた。これが、僕にとっては一番強い印象だった。

トルコ・ティーの出前。

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