コレットの地下にあるカフェ: Water Bar には、必ず訪れる。

この数年は、パリに年に2回ワークショップを行なうようになった。

こういうとなにか、僕はパリが大好きで、いろいろ詳しい!と思われそうだけれど、実はそうでもない。

パリのことがあんまり好きになれなかったのが事実で、昨年くらいから気に入ってきている感じ。

それまでは、朝に自転車などで街をみる事(流石に見事に綺麗)と、美術館は好きだ(この街には、アートが輝く何かがある)けれど、それ以外はあんまりなあって感じだった。

買い物もメンズはあんまり興味のあるものはないし、食べ物もそんなに皆が言うほど美味しいという感じはしないし(イタリアや日本のほうが僕は、美味しいなあ)

人間もニコニコしてないし、、と思っていた。

最近は友人も多くなってきたし、慣れてきたせいか、ちょっと捻くれた感じのパリの人もなかなか良いなあと思うようになってきた。

このパリに来ると必ず行く所がいくつかある。

コレット(colette)が、その一番だ。世界のセレクトショップを語るのに、このコレットを無しでは出来ないほどの店。しかも、開店以来15年、ずうっと世界のリーダーとして君臨しているのも凄い。比較的小さな可愛い、このショップがこんなに世界で注目されるのも素晴らしい。

毎回、この店に寄るのは、ショップの為ではなく、僕の場合は、もっぱら地下にあるカフェ。ウオータ・ーバー。世界中の水を揃えていて、食事は至ってシンプル。でも、美味しい。僕は水が大好き。

そしてなによりも、来ているお客さんが作り上げる雰囲気が大好き。僕にとっては、こことホテル・コストのレストランが「ああ、パリに気たなあ。」って思う雰囲気の所。

隣に坐った恋人達のなりあいも、NYとはどこか違う。

 

トレードマークのブルーの水玉の紙のテーブルクロスと、しょっちゅう変わる壁紙。いつも込んでいる客は、カジュアルだけどお洒落で、明るい。

トイレもお洒落。

一階と二階のショップのほうは、置いてあるものがお洒落だけれど、実は買おうとするとあんまりなにもないのも、お財布に安心で、僕には嬉しい。

 

Post to Twitter