インドの若い政治家たち。そしてビックリ、インドの新聞に僕が載っていた!
- 2013.05.18
- TaoZenの仲間

奥様は大変な社交家。


僕は、世界でいろんな家族にお世話になることが多い。
今回のデリーも、インド人の友人の両親の家にお世話になった。
僕の友人は、シンガポールに住んでいるのですが、両親がぜひ、泊まりなさいと言ってくれたので、甘えてお邪魔したわけだ。
実は、他の家に泊まらせてもらうのが、僕が大好き。
不思議な趣味とかもしれないけれど、僕は子供の頃から他人の家にお世話になるのが大好きだ。
特に海外では、いろんな新鮮なことが多く学ぶことが多い。いままで、何軒のお家にお世話になったか、今度数えてみようかなあ。
今回も楽しく過ごすことができたのが嬉しかった。
朝は、召使いの方(召使いと呼び捨てにするのは、なんとなく心もと無いのは、僕の貧乏性かなあ。)が、朝の指定の時間にチャイをベッドルームまで持って来てくれるのが、インドだなあと感じた。
僕がアマンダ・スパのオーナーの家族とランチをした日に、夜にマサヒロも興味があるようなパーティがあるから、タージホテルで夜、会いましょうと誘われた。全くなにかは分からなかったけれど参加させてもらうことにした。
“ India : the future is now” という本の出版記念のパーティで、活躍している若手国会議員がいろいろな意見を書いている本。その中心になった大臣や議員がパネルディスカッションだった。
シャシ・タルール(Shashi Tharoor)という国連の事務局長補佐もした人気大臣がこの本の編集も行い、この日の司会役。
彼は多くの文学賞も貰っている作家でもある。またインドでtwitterで最初に10万人以上のフォロワーがついた人だそうだ。
そこで今のシン首相とガンジー未亡人などの批判を強烈にして一度退任までになったものの、すぐに再選されたほどの人気政治家。インド服をダンディに着こなすチャーミングな人だ。
他にもマハラジャでもあるJyotiraditya ScindiaやJay Pandaなどの有力政治家が出席。
とても勉強になる内容だった。
僕のイメージではインドはとてつもなく古い大国、しかし政治的には1947年にイギリスから独立した若い国だということを認識させられた。
経済的には自由化を始めてまだ20年ほど。(1991年から正式に自由化が始まる。)
ハイテック先進国というイメージもありながら、文盲率がまだ高い。カースト性、言語の問題、健康の問題、隣国との問題、国民の平均年齢が約25歳なのに国会議員は殆どが高齢であり、二代目議員がほとんど。ちなみに日本の平均年齢は約45歳。アメリカは約37歳のようです。
今回主席した議員は、殆どがイギリスやアメリカで大学教育を受けたエリート。
でも、この大国をどうにかしたいという情熱が感じられた。
報道の人たちも沢山来ていたので、なにか見つかるかと思って、インターネットでサーチしてみた。ビックリ、僕がインドの新聞に載っている。
お世話になっている家族のご主人アバースが、インドのオックスフォード/ケンブリッジ協会の会長だということは知っていたけれど、嘗てクリケットのスターだったことは知らなかった。クリケットは、インド国ナンバー1のスポーツだ。