よしもとばななさんの朗読会
7日(月)にTaoZen表参道スタジオでよしもとばななさんの朗読会が行われました。
7時から、軽食とワイン。今回は45名の定員がすぐにいっぱいになった。床にヨガブロックで座ってもらいました。(ばななさんは、皆が床に座ってもらうなんて申し訳ないと何度も気を使っていらした。でも、僕らは瞑想の時や、ワークショップの時には床でやっているし、順子さんがいつでも綺麗にしてくれているし。皆そういうことを気にしないと思う。そこがTaoZenの皆の素晴らしいところでもある。状況に合わせてなんでもOKなところ。)
7時半くらいから、ばななさん、幻冬舍の石原正康さんも含めて、皆で瞑想。ちょっとほろ酔い加減の瞑想もなかなか乙なもの。しかも、ばななさんと一緒の瞑想というのは、大変貴重な経験だ。
それから、ばななさんが「不倫と南米」のいきさつなどを話してくれてから、朗読。普段の声よりも多少、小さくなって、ちょっとぼそぼそな感じで読まれるのがとても素敵。現代日本作家で世界的な人というと、村上春樹氏と彼女くらいかなと思うのですが、そういうばななさんが、こういう時にちょっと緊張なさるのが、とても素敵です。
石原さんのアルゼンチン・ギターとの絡みもなかなか味がある。大人の味です。
朗読の後に、皆からいろいろな質問を受けました。最初はなんか遠慮していた気配だったけど、なかなか終わらないくらいにいろんな質問が出てきました。不倫と南米について、小説について、結婚について、夢について、現代日本について、ばななさんもとても気楽に話してくれました。
最後に石原さんがギターで一曲。アルゼンチンギターというのはなかなか珍しい。(なぜか坂本龍一さんがサインしてくれたギターでしたが)
その後、皆で一緒に写真を撮ろうとしたのですが、自動タイマーのシャッターの使い方が良くわからなくって、大笑い。
ばななさんも、石原さんも、現代日本においてとてつもなく大切な方々だとつくづく思う。生きるということに対しての本当の応援をしてくれている。意識の上昇ということを実践していると思うのです。しかも、そういうことをあんまり気取らずにさらっと進めている風に(少なくとも表面は)している。そこが素敵だとも思うのです。
ばななさん!本当に有り難うございます。TaoZenの皆は、とっても幸せだったと確信します。