ジンバブエのインフレは、200万%!?1000億ドル紙幣

最近、ジンバブエのインフレが凄いという新聞の記事が気になります。
僕は、4年くらい前にジンバブエに行きました。その頃でも、普通の航空会社の乗り入れは一社しかなく、南アフリカに行ってから、それからプライベートジェットで行くしかありませんでした。
友人みんなで、有名なサファリに行くというものでした。サファリのことは、またいつかお話したいと思います。
サファリの中はドルですが、街に行くので、現地のお金が必要だというので、お金を変えることになりました。僕が皆からの100USドルを持って換金してきました。7人で行ったので700ドルだった。
正式な換金率は確か、50ジンバブエドルくらいだが、実際はその50倍くらいだろうと書いてあったと思います。実際に換金したら、(きちんとしたホテルで)なんと確か100倍くらいでした。それでもブラックマーケットよりは安かったらしい。結構多きなバックパックをしょっていたのに、それには入りきれなかったことを覚えています。
帰ってきて、ベッドにお札の束をぎっしり並べて、皆を呼んだ。
なんとなく麻薬の取引をしているような感じだった。その時は確か、みんな100ドル冊だった。最近は1000億ジンバブエドル紙幣を発行することに成ったらしい。
僕のときは、コーラが2000ドルくらいだった。お土産で木のクラフトを買ったときなんかは、数字が大きくって良く分からない。札束がどっさりでした。
ジンバブエは、ムガベが大統領になる前にはアフリカの国の中でも裕福な国だった。得にコットンは有名だった。今は、もう人権もエイズの問題も、経済も酷いものです。

国際問題なはずですが、アメリカもヨーロッパも、積極的には関与していない感じです。やはり石油のような資源がないからでしょうか?

それにしても、世界の状況は、僕がバックパックでインド旅行していた70年代後半よりもずうっと悪くなっています。
これは、我々の世代の責任ともいえます。我々の世代は、環境も安全も怖している世代のようです。これから、やれることはやっぱりやらないといけないのではないだろうか?

それにしても、4年前にいろいろ親切にしてくれら、ジンバブエの人たちは、どうしたんだろうか?笑顔が綺麗だった。生きている人さえ、少ないと思う。
僕らは、自分の小さな悩みに囚われていすぎないだろうか?

1000億ドル紙幣は、可笑しくない。悲しい。怒りさえ感じてしまう。誰に対しての怒りと苛立ちかは分からない。でも、僕らの世代は、自己中心で、かなり無責任なのではないだろうか?

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