久しぶりに帰ってきたNY。ヒップホップのタクシーの似合う街だ。

やっと帰ってきた!
何度帰ってきても, ”激しい街だなあ”って思う。
とにかく音が大きい。ノイズも、人の声も。
空港からのタクシーは、身体の大きな逞しい若い黒人。
髪を長くしていて、筋肉もりもり。
タクシーの中はヒップホップの音楽。なかなかいい音楽を自分でMP3でまとめている。
クイーンズ区では、地下鉄が上を走っているけど、その大きな音と、自動車の騒音と、暗さがきつい町並みが、ヒップホップとよく似合う。
”なんというグループ?”と聞くと、嬉しそうに” Traibal Questというローカルバンドだ。” ちょっと遠慮していた音量を、ここぞとばかり大きくした。

僕はNYに来る前までは、NYはジャズが似合う街だと思っていた。
来てみたら、ジャズよりもサルサが似合う街だと思った。今はヒップホップがよく似合うと思う。

むしろ、パリとかのほうがジャズが似合うような気がする。
東京は、J-pop が似合うのかもしれない。あの優しい、声のはりのない唄が。

アパートの近くの行きつけの中華に行った。
”ずいぶん見なかったわねえ” 女将がニコニコして注文をとる。
よく食べるエビとブロッッコリーとエンドウ豆とインゲンの炒めと、玄米を注文する。こんなに量が多かったけ。
流石、アメリカだ。

すっかり秋の風。
自分の部屋にくると、やはりホッとするなあ。

さてと、今回の時差ぼけはどうだろうか。