ついに会えたティク・ナット・ハン老師。

ようやくティク・ナット・ハン師をみることが出来た。
彼の本は大好きで、何度かお目にかかりたいと思ってトライしたのですが実現出来ずにいた。
日本では、そんなに有名でないようだけれど、ダライ・ラマを並んで世界的な仏教の師です。ベトナムの僧侶で様々な平和運動をしながら、多くの著書を出している。マインドフルネスという言葉を一般的にしたとも言える。
詩的な表現で優しく彼の思う仏教というもの、愛のある生き方というものを表現してくれている。

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今週末、金曜の夜と土曜の一日、NYのビーコン劇場でティク・ナット・ハンの法話に参加した。
実際に同じ場所で同じ空気を吸うということが、どんなに大切かを再確認させられた。本や、画像のイメージでは、繊細で優しい感じの印象だったけれど、実際にみるとかなり強い感じだ。明日11日に83歳になるとは思えない姿勢の良さと、怖いくらいの強い意志が感じられる額と、強い眼、ただ優しいだけではない強さをはっきり感じることが出来た。

土曜日には、法話の後に、マインドフル・イーティング(心を込めて食べる)ということで皆で一緒にランチを食べた。2000人以上の人が一緒にほとんど音を出さずに食べるというのもなかなか乙なものだった。テック・ナット・ハンも舞台の上で一緒に食べた。

それから、有名なウオーキング・メディテーション(歩行禅)を全員でした。劇場の周りとゆっくり呼吸を整えながら歩いた。

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ダライ・ラマの法話とは、全く違った良さがあった。
実際に会わないと分からない、なにかを頂いたと確信する。
有難いことだった。

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