NYヤンキースが優勝。松井がMVP。

NYヤンキースが、優勝!
2000年以来の優勝だ。2000年の時の優勝パレードを見に行った。
ウオールストリートの付近が大変な紙吹雪だった。そして2001年は、テロの後で別の紙吹雪だった。
それ依頼の優勝だ。
街はちょっと興奮状態。今朝の地下鉄の中は、とにかくNYヤンキースの野球帽をかぶっている人が多かった。ビジネスマンでも、学生でも、子供でも、女性でも。

最終戦になった夜は、僕は天真爛漫太極拳と瞑想を教えていた。生徒の中には、野球をTVで見るために早く帰った人もいる。
瞑想の時間に、ヤンキースが勝ったというイメージが出てきた(笑)という人までいた。
ワールドシリーズという名前は変だ。カナダとアメリカのチームだけなんだから。大リーグには様々な国の選手がプレーしているという意味と、野球界では、世界が注目するという意味では、まあ、そうだけどねえ。
今回、こちらのTVのコメンテーターも僕と同じ意見を言ってくれたのでちょっと安心した。どうもアメリカは自分たちが世界の中心だと思ってしまう傾向が強いから。

ワールドシリーズは、普段よりも遅く試合開始する。普段は7時からなのに8時からだ。全米の人たちがTVで見やすくするためだと思う。だから試合が終わるのが結構遅い。毎日皆寝不足になるから、そろそろ決めてほしいという人も多かった。

松井が6打点で六割以上の打率でMVPに選ばれた。
でも、こちらのTVでは、どうしてもジッターや、アレックスのようなスパースターだけが画面に出てくる。松井のホームランのシーンはなんども出るけど、インタビューなんかは一度も見なかった。なんか残念だ。これは言葉の問題ではないと思う。英語が怪しい選手はいっぱいいるんだから。
来年は松井はヤンキースに残るのだろうか?とにかく来年も活躍してほしい。

僕は特に熱狂的なヤンキースファンではないけど、興奮した。
僕は特に熱狂的な松井ファンではないけど、興奮した。

今日、髪をきってもらいにサロンにいったけど、彼はスポーツバーで皆で応援していたそうだ。声のしゃがれ声になっていて、ビールを飲み過ぎて二日酔いだと言っていた。えええ、それで俺の髪をきるのかい?と思ったけど、まあ、仕様がないやと諦めた。結果は無事でした!

優勝記念のヤンキースの帽子をお土産にしようかと思った自分が、なんか可笑しかった。
僕も時々ベースボールキャップを冠るけど、これがヨーロッパ人には不思議らしい。昨年パリのリトリートで僕がキャップを冠っていたら、「なんかとてもアメリカ人的だ」と数人から言われた。大人がかぶるものではないらしい。
たしかにアメリカでは、おじいちゃんでも、女性でもかぶっている。
気がつかないうちにアメリカナイズしている自分が怖い。

それでもかぶるぞ!ヤンキースのキャップを。

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