スティーブ・ジョブスの伝記を読んでいて、びっくり。

スティーブ・ジョブスの伝記を遅ればされながら読んでいます。僕は伝記を読むことは全くと言ってないのですが、次の本の為に読み始めたところです。

まだ、始めの100ページくらいの所ですがびっくりすることがありました。

彼が自分探しでインドに行った同じ年に、僕もインドに自分探しで過ごしているようなのです。スティーブが辿り着いたヨガアシュラムは、僕がいたアシュラムとは、本当に近いところ。北インドのヒマラヤの麓のハルドワールの近く。彼はナイニタール、僕はリシュケーシュ。彼はインドに7ヶ月、僕は一年。

その後、彼は、原初絶叫療法というものに凝ったと書いてあったのですが、これって、僕がやっていたプライマル・スクリームのことだ。

プライマル・スクリーム療法は、1970年代にある種の人達に流行った心理療法です。ジョン・レノンや、ダスティン・ホフマン、ロバート・デニーロ、アル・パチーノなどのアクターズスタジオの面々もやっていたものです。僕も75年ころには、二年ほど凝っていました。

考えてみたら、僕は大学の2年くらいから5年、いや、10年くらいは自分探しをしていたんだなあって思い出しました。その一環で、ニューヨークまで行ったり、結婚したり離婚したり。

スティーブ・ジョブとは、僕は接点があまりないなあと思っていたのでちょっとびっくり。そういえば、彼の若いときの自分のアパートに居る写真をみると僕の最初のサンフランシスコのアパートと似ていた。殆どなにもなくって、ステレオだけ立派で。椅子も机もなくって、スタンドライトが1つだけ。

その当時のある意味ではトレンドだったのかもしれませんが、なんか懐かしくなってしまったわけです。

今回の本で、1つの章で、僕と瞑想との出会いとその後を書く予定でした。実際書いてみたら、なかなか書けないのです。たくさんのことが起きていて、それを書くとなんか、自伝みたいになるか、小説みたいになってしまうのです。結局、それは割愛しました。いつかなんかの形で書きたいなあと思っています。でも、恥ずかしいので、自分だけの為に小説風に書いてみようかなあ。時々、ブログでも書こうかなあとも思っています。

なんか、だれかの役に立つかもしれないなあって思いました。

スティーブ・ジョブスが、僕と同時代の人だということを全く認識していませんでした。僕よりももっともっと年上だと思っていた。僕は自分が大人になっていることを忘れている事が多いのです。「大人は、本当に困ったものだ!」と良く思うことがあるのです。

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