タオガーデンでの太極拳と瞑想のリトリートには、五大陸からの参加者が。
- 2014.04.01
- その他
2月に行なうタイのタオガーデンで行なうTaoZenのリトリートも恒例になってきた。
今年は、なんと五大陸からの参加者がいた。
いつもヨーロッパ各国、アメリカ合衆国、オーストラリア、アジア、日本からの参加者はいるけれど、
今回は、アフリカからはモザンビーク、南アメリカからはコスタリカからの参加者がいた。
太極拳(天真爛漫という僕が一番今気に入っている太極拳の型)と基本的な瞑想を最初の一週間で行なった。
初心者がいつも結構居るのですが、今回はビックリする程全くの初心者が多かった。
太極拳も瞑想の経験のまったくない人が結構いて、最初の日は僕もちょっと戸惑った。
予定していたところまで教えるのはちょっと無理かなあと思いながら、それでも良い、とにかくやってみよう。
「型を覚えたり、瞑想のテクニックを覚えることが、僕の一番の目的ではない。
とにかく一人一人が自分なりに何かを発見して、変化を起こすこと。瞑想や太極拳のエッセンスを体験、味わうこと。
そして人と繋がりながら、心を開くこと。」
これがいつだって、僕のワークショップのエッセンスだ。
そう始めからはっきり声明して、とにかく基本をみっちりすることにした。
始めの2日間は、かなりゆっくりのペースで進んだ。
意図的にそうしたものの、どうなっていくんだろうかと楽しみながら進めていった。
僕がなんらかのワークショプを始めてから、もう35年くらいにはなる。
今までいろいろ摸索をしながら行なって来た。
僕流のやり方は、僕が教えるわけではなく、皆も僕から教わるわけでもなく、僕が刺激を与えながら、みんなお互いに刺激をしながら個々が見つけ出していくという形が基本。
僕の一番の仕事は、その空間と時間を作って、見守ること、安心感と情熱を応援すること。
そして総合的な舵は、僕が責任をもって行なっていくことと思っている。
大抵は、僕が予想しているよりも、もっと素晴らしいことが起きる。
僕自身も学んでいく、驚いていく。そういうものだと、この10年くらいは確信して行なっている。
だから、僕は先生と読んでもらわないようにしている。ただ大内さんとか、マサヒロとか呼んでもらっている。
今回のリトリートは、3日目に大きなジャンプがあった。そのことは次回に。