なぜ、瞑想集中コースでボディ・エクササイズも大切にしているか?

5日からTaoZen瞑想エクササイズ集中コースが始まった。ステップ1として今回は、 約6ヶ月のコースだ。

参加者は毎日瞑想とエクササイズと、あとは自分で決めたことを行うという約束をしています。

なぜ、瞑想コースなのに身体エクササイズを大切にしているのか?

特に日本にきてから感じたことは、からだにバイタリティがない人が多いこと。僕自身がからだが弱かったので、からだが元気ということがどんなに大切かを痛感している。からだは、心や精神の宿るテンプル(寺院)だ。それだけではなく、からだ自身にも意識がある。筋肉隆々とかスタイル抜群とか言う必要はないけれど、からだになにかバイタリティが欲しい。

現代生活をしているほとんどの人が、運動不足。コンピュータの前に座っている時間の多く、せいぜい駅の階段の上り下りくらいのエクササイズしかしていない人が多い。

一方、普段エクササイズをしている人は、本当にからだのことや、心のことを考えずに、とにかく美しくなるために、あるいは、強くなるために、トレーニングしている人が多い。これでは、建物(器)だけが素晴らしくなっていくだけだ。

本当のトレーニングは、心にもからだにも魂にも、同時に良いものであるはずだ。からだだけに良いもの、心だけに良いものでは、不十分。統合的なトレーニングが必要だ。

瞑想に興味のある人は、からだが弱かったり、カラダを鍛えている人は感情とか眼に見えないことに無頓着だったり、そういう時代はそろそろ終わったと思っている。男性も女性も、若い人も、高齢の人も、からだと感情と考えと魂を、それなりに鍛えていく必要があると考える。

だから、瞑想集中コースでも、ボディエクササイズも大切にしている。

どういうアプローチで、いったい何をするか?これは、また別の日に説明してみますね。

Post to Twitter