インドの田舎村にある学校。餃子の発生地は南インドなの?

今回の旅は、普段よりも驚きの連続です。というのも、ほとんどどういうスケジュールになっているかが、僕には分かっていないからです。

いったい僕はどこに行くのか、どこで何を教えることになっているのか、誰と会うのか?

マリニだけが僕の知っている人で、彼女がアレンジしてくれたようですが、いったいどうなっているのかは、全く把握していない。

(まあ、考えてみると僕はこういう旅が多いかもしれないなあ。)

飛行機でバンガロールというところまで行って、ミリニが始めた学校の先生達に瞑想や気功を教えることになっていると分かった。そこで二泊するようだ。ローカルの飛行機で約1時間、バンガロールに向う。

小さな飛行機の 隣に座ったアヌプというビジネスマンといろいろ話す。文化のこと、スピリチャリティと現代社会、経済と幸せ、西洋と東洋、瞑想のことなど、かなり深い話をごく自然にできた。飛行場で別れた時には、お互いに心から感謝。こういう話が気楽にできるのは、流石インドだと思った。しかも、彼はインド銀行のマネジャーだった。精神文化への誇りがあるのがすばらしい。

僕は、バンガロールに学校があると思っていた。

なんと車で2時間以上の所まで連れていかれた。ゆくゆく村ではガネーシャのお祭りをしていた。

ようやくTumkur という村にある学校に着いた時には、夜の8時過ぎ。校長先生のラシュミが迎えてくれて、食事を一緒にした。ガネーシャへお供えする餃子のようなものをいただいた。この料理は、ガネーシャの好物ということになっているという。米の粉でつくる皮の中にいろんな種類のものが入っている。甘いもの、辛いものなど。このレセピーは千年以上も前からあるそうだ。餃子のもとの形が南インドだったようだ。稲作は、この南インドのタミール地域から伝わったという理論の本をそういえば、先月偶然読んだ。

ラギーという稗の一種だとおもわれる穀物で作ったチャパティが美味い!この辺りでは麦は取れないので使わないそうだ。

とにかく明日と明後日はここの先生達に教えるということだ。さて、どうなることか、楽しみだ。

僕は、学校の中のがらんとした宿泊施設に泊まる。シャワーはもちろん出ない。

(9月1日、深夜)

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