2011.09.08

本当の豊かさって何だろう?

学校でのワークショップの後で、なにか観たいものがあるかと聞かれたので、「村に行きたい。できたら村の生活を感じてみたい。」と図々しく頼んでみた。

校長先生のラシュミさんと、どうも僕の面倒をみてくれる役目になっていると思われるプラカッシュ君が近くの村を三つほど案内してくれた。村はまだガネーシャの祭りが続いていて、それぞれの村に色鮮やかなガネーシャが飾られていた。

丁度、5時過ぎなので、皆家に戻ってくる時間。ヤギや羊や牛などを家に戻す時だった。家畜と人間は一緒に住んでいる。子牛や子羊は本当に家の中に一緒に住んでいる。おじいちゃんもおばあちゃんもなにか仕事をしている。

学校に努めているという人の家の中も見せてもらった。なんか土の中に住んでいるという感じ。キッチンはガスはまだ無い。

この辺は、乾いている土地なので米は作れないために稗とか粟とかの種類の穀物だ。

子供たちが外人(僕のこと)が来たというのでいっぱい集まってくる。みんなとても楽しそうだ。走り回っている。誰もものをくれとかいうようなことは無かった。これがすこし街になるといろいろ出てくるけれど、ここまで辺鄙だとそういう事も無い。

日差しがとても心地いい。匂いがいろいろするけれど、臭いというよりも懐かしいような匂いだ。

こういう所に来るといつも思う。いったい本当の豊というのは何だろうって。貧困は困るけれど、現代文化の豊かさや経済的豊かさが、即、幸せをもたらすわけではないことだけは確かだ。

特に子供たちの楽しそうな顔をみていると、そして何にも無いのにシェアをしようとしてくれる人たちをみていると、いったい何が幸せなにか、豊かさなのかを、もっとしっかり考えないといけないと、いつも思う。

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| Posted at 04:28 | 未分類 | この記事のURL | コメント(7)


 

心の眼を曇らさず、毎日を感謝で活きたいです。大人も子供も、笑顔が眩しい!ボケないために手仕事は必須で、さらに社会と繋がっている老人は素敵です。私もそうなりたいです。

posted by:トンボ at 2011.09.0808:18

写真を見て、読んでいて幸せになりました。みんな良い顔しているね。

posted by:なお at 2011.09.0809:23

アジアに限らず、世界の まだ そう発展していない国を訪れると、子供たちは何もない所でそれぞれ遊びを作りだして、キラキラと輝くガラス玉のような眼で、体全部を使って遊んでいるのをよく見ます。 私が子供の頃も日本はまだ貧しく子供は遊びを自分たちで考え出して楽しんでいたものです。既製の与えられるもので遊ぶのではなく、自分たちで無から有を作りだしていたものです。

そんな素朴さを感じて 心がほぐれました。 

(-∧-)合掌・・・

posted by:雫 at 2011.09.0922:24

どんなに物が抱負になったり、社会が便利になっても、忘れてはいけないことがある!そして、それは時々、本当に真剣に考えてなんども再発見していかないと忘れてしまう。
忘れていないと自負していることが、とっても危険だと、なんども実感させられました。

本当に有難いと思うんです。こういうことを、ほんの瞬間の眼差しで教えてくれる子供たち、おじいちゃんたちがいること。

posted by:masahiro at 2011.09.1000:01

私の生活は、おままごとなのではないか?と思うときがあります。自然食品店で高価な雑穀を買って満足している。日本の嘘かもしれない安心感に浸って。だからといって、今日明日で精一杯の暮らしは望んでいないし、周りの子供たちが物質的なことが満たされないせいで命を落としていくのなんて見ていたくないし耐えられないから、今の日本での生活を選んでいます。写真を見ていて、せつないのは、贅沢がないことのほうが、圧倒的に美しいこと。こういう目で見るのは傲慢なことなのかもしれないですが、今居る環境から、自分なりに考えていく事に意味があるはず。と信じています。

posted by:4期のボブ at 2011.09.1009:27

みんな、それぞれ、自分のいる所で、それなりの想像力を育てながら、その場で生きていく。
大きな流れを信じて、自分なりのリズム感で、積極的に進んで行く。
そういうのが良いよなあって、思っているのですが、、
そして失敗も勘違いも怖がらずに。

posted by:masahiro at 2011.09.1023:12

本当に一番大切なことを、このまなざしたちは現してますね。
あまりの感動で涙が出てしまいました。
そして、このことを大切に思う大内さんも大好き!って思いました。

posted by:panda at 2011.09.1022:29

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