チーズとチューリップの国から、ヨーグルトとバラの国、ブルガリアへ。
オランダからブルガリアへ、移動。(11月1日)
ブルガリアのソフィアへ、移動。アムステルダムからウィーンを経由してソフィアへ。
ブルガリアというとヨーグルトとバラしか、認識がなく、西ヨーロッパということは知っているけれどきちんとした場所もどこにあるか知らずにいました。
でも、それは僕だけではなく、今回僕のワークショップに参加してくれたフランスの夫婦やドイツ人も、僕と同じ認識でした。「へえ、トルコとこんなに近いんだ!」「びっくり、パリから直接のフライトが無かったよ」
ヨーロッパのツアーは、でもいろんな所でやることで、僕もそれから集まる人にもいろんな国のことを実感したいという願いも含まれています。
EUの国なので、ユーロだと思って、空港で両替もせずに出て来たら、EU国ではありながら、レフという通貨。充分な経済成長をしていないと理由でまだ認められていないということ。でも、却ってその方が良いのかもしれないと思うのは、僕だけではないようでした。1989年に共産圏から解放されたばかりの名残が街のあちこちに、そして人々の心の中に感じられます。
僕のニューヨークからの生徒で、お父様が亡くなりそうだというので、丁度、実家(ブルガリア)にもどってきていたマリアナも途中から参加してくれました。彼女はニューヨークの有名な建築事務所で勤めていたのですが、旦那様の転勤でベルギーに移っていました。出身がブルガリアだとは知らなかった。嬉しい偶然でした。
ワークショップをオーガナイズしてくれたマリエラは、旦那様と一緒に道路工事の会社を運営するビジネスウーマン。流石にアレンジが上手で、ワークショップ以外の時間も、出来るだけブルガリアを知って欲しいということで、いろいろアレンジをしてくれました。ブルガリアが、紀元前4000年の黄金を豊富ニ使った古代文化の発生の地だったこと。ギリシャ、ローマ、スラブ、トルコ、ロシアなどの侵略や影響を複雑に受けてきた深い歴史があることを知りました。
こうしていろいろな国を訪れて、いろんな人を接することが出来るのは、本当に幸せなことです。目には見えないけれど、なにか僕の心の栄養になっていることを信じています。