ミッドナイト・サン (白夜)

アラスカに来た。

アンカレッジに住むジョーとリディアに招待されて、オランダのローレンスとナンダも同じ時期に集まった。

アラスカには、以前バルディーズにエクストリーム・スポーツの世界大会のスポンサー(カシオのG shock)の為に来た事があるだけだ。

冬で仕事の為に来たので、真っ白なことと、食べるものに種類が無かったことの印象が強く残っている。

あとは、まだ日航のニューヨーク線がアンカレッジ経由だった時の最後に便に乗ったことがある。日航の全米広告の担当だった僕は、どうしても日本でテレビコマーシャルの音声をしないといけなくなり、東京一泊の出張だった。アラスカの最後のストップオーバーというので、記念のハッピ(法被)を貰った。

今回は、プライベートのワークショップがあるくらいで、久しぶりのバケーション。

ジョーは、アラスカ生まれで、ここでは最も成功した歯医者だった。今は、リタイアして悠々の生活をしている。以前はクリニックだった大きな家(ベッドルームが8部屋くらいある)に世界中からの友人を招いていたり、旅行をしたりしている。なんどもタイで会った事があって、今年はぜひアラスカに来い、ということで時間を作った。

ローレンスとは、ビジネスコーチングと瞑想、呼吸法を融合するプロジェクトも進めているので、ここでゆっくり話もできるというので思いきって時間を取った。僕はいつでもバケーションみたいな印象だけど、じつは仕事の絡まないバケーションは、なかなか取れない貧乏症なところがある。

東京からアラスカは、遠い。距離は短いのに、今回は、サンフランシスコ経由で、待ち時間も合わせて、19時間もかかった。帰りは、サンフランシスコで一泊泊まらないといけない。これじゃあ、ニューヨークから南アフリカに行った時みたいだ。

空港までローレンスとジョーが迎えに来てくれた。それから一時間ほどドライブ。山の麓にジョーの家はある。

ミッドナイト・サン(白夜)というが、いつまでたっても、外は明るい。生憎、曇っているのでミッドナイト・クラウドという感じだけれど、暗くはならない。

リビングルームから見える自然。これでも夜の11時過ぎ。

時差もあって昨日と今日は、ずうっと夢心地。

海水パンツや夏の用意をしてきたけれど、これはかなりの勘違い。かなり肌寒い。

夕食は、ジョーが取ってきた新鮮なエビを沢山頂いた。サラダは、すべて畑から取ってきたグリーン。

新鮮なエビの身は、締まっていて甘かった。

力強い大自然を、部屋からも感じる。

明日からは、太極拳や瞑想も始めて、天気が良くなってきたらサーモンを釣りに行く予定。

夜中に庭に良く熊が出てくるらしい。今夜はエビの頭を餌に置いたというので、夜中に見てみようと思っている。

どんなバケーションになるのか楽しみだ。

 

 

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