タオ・ガーデン。経済性と精神性の共生が、テーマ。

 

今回のチェンマイは、タオガーデンチネイザンのレベル2をアシストすることと、タオガーデンのマーケティング・コンサルタントの手伝いをすることが目的でした。

マーケティングの仕事や、ビジネス・コンサルタントの仕事は、以前にも書いたように、基本的には僕的には卒業したジャンルです。ただし、絆の深いプロジェクト、信じるものがきちんとあるプロジェクトは、以前のような大規模な形ではなく、もっとプライベートな単位でできるようなものであれば、関わって行く事に今年から心に決めました。

そしたら、すぐに3つもプロジェクトが出現した。

瞑想を代表とする精神性のものと、マーケティングを代表するビジネス性のもの、この2つが、融合、共生していくということが、僕の中で大きなテーマです。だから敢えて、今年からは、積極的に挑戦して行こうと思ったわけです。

先日、上海に行ったプロジェクトもその1つ。タオガーデン、ユニバーサル・ヒーリング・タオの手伝いも、その1つです。

ジェネラル・マネージャーのトングと一緒にチェンマイにあるヘルス・スパ・リゾートを何軒か回ってみました。

チェンマイ、あるいは、おそらくタイ全体が、スパ&リゾートが飽和状態に近いようです。

タオガーデンの代表のマンタック・チアは、僕の数ある先生の中でも中心の人物、彼は、ここをスパ・リゾートとしてもビジネスが成り立つようにしたいと考えて押し進めているのですが。

僕は、むしろ逆で、ここを世界で一番のタオを中心としたリトリート・センターに育てて行くべきだと考えています。

勿論、同時に進行していけることではあるけれど、基本的には1つを選ぶべきだと考えます。他のリゾートを見てみると、ユニークであることが成功の決め手だと信じるからですし、そもそも、タオ・ガーデンをなんの為に作り上げようとしたのかという原点に帰ってみる必要からです。

僕は、まだタオガーデンが出来上がっていない時から、ここに来ています。(壁に若い僕が、レンガを持っているレアな写真が飾ってあります)

精神的なビジョンと、経済的な現実というのを、どう両立していくか、そして何のための活動なのかを、失わないように、そして勇気を持って進めていく。

このテーマは、TaoZenにも大きなテーマです。そして、多くの個人にとっても精神と経済ということは大きなテーマだと思うのです。

そういう意味で、自分を考え直すためにも、僕は、タオガーデンの手伝いをさせてもらっています。他の人のことを、真剣に考え、協力することで、少しでも自分の生き方を冷静にも見つめられるようになるということも事実です。

その以前に、マーケティングや広告の仕事を、NYで行なっていた時には、とにかくクライアントの為ということが一番だったけれど、今は、実は自分、あるいは自分たちの為ということが含まれている事を自覚しています。仕事という意味が多少は熟してきているのかなあと思います。

僕の仕事の軸は、あくまでも、TaoZenを通して少しでも多くの人が繋がって、自己発見を続けていき、心身ともにすこしでも健康に幸せになっていくことです。

タオガーデンには、多くの複雑な状況がああります。多文化、オーナーシップが複数、ビジョンが明確ではないこと、勿論、経済的なことも。でも、どんな状況でも複雑なことがあると思う。その中でどうやって行くかが、チャレンジだ。

Post to Twitter