「私、実は楊名時の孫です。」太極拳のワークショップで光栄な出会いがありました。

夕べ12日には、中目黒GTホールで「太極拳の紹介」という内容で100人イベントを行ないました。

僕なりの太極拳というものを体験して頂きたいということが願いで行ないました。

太極拳の型ではなく、その内側に潜んでいる素晴らしさを感じ、体験していただければと思って進めました。

 

参加された中に1歳の赤ちゃんを連れて参加されたお母様がいらしてくれて有難いと思っていました。

いろんな年齢、職業、文化の人が集まって、学んだり楽しんだりするということが大変に大切で有意義なことだと信じています。

赤ちゃんがいたり、お年寄りがいたりしてくれるだけで、グループのエネルギーが確実に変化します。

 

とにかく2時間半だけのワークショップで、最後に皆で、なんちゃって太極拳を行なうことが出来ました。ジーンと心が通じたような気分がありました。

 

帰りの支度をしていたところに、物腰の素晴らしい素敵な女性が僕のところに来て、

「子供を連れて来て良いかと電話したことろ、快くぜひぜひと言われたので、とても嬉しく参加させて頂きました。」

私、実は楊名時の孫です。」

 

ビックリです。

楊名時先生は、僕の最初の太極拳の先生で、僕の生き方に大変な影響をもたらしてくれた人の1人です。

僕が18歳の頃だと思います。お目にかかったのが。楊先生ことは、どこかで書いた覚えがありますが、今度改めていつか書きたいと思います。

 

「大内さんのことを母に話したら、大内さんはずうっとNYから毎年クリスマスカードを頂いていましたよっと、、、、」

「有り難うございます。。。楊先生は、本当に僕の生き方を変えてくれた恩人です。ビックリです。」

「何度か間違ってNYからお電話をしてしまったことがあるんですよ。僕の鍼の先生が楊先生という名前でそそっかしい僕は電話登録を確認しないで日本時間の深夜とかに電話してしまって。そういう時は穏やかに、ああ大内さんお元気ですか。大丈夫ですよ。と返事されて。それが3度くらいもあったんです。」

僕にとっては、大変に光栄な事です。こういう時に、どうしてこんな頓馬なエピソードを思い出して話すんだろうって、話ながらも思っている自分がいた。

 

楊先生のお孫さんが僕のワークショップに参加されていて、しかもお子様ということは曾孫まで、参加されていたということになります。

どう説明したら良いか分かりませんが、心の深いところで涙がでるような光栄です。

僕が楊名時先生にお目にかかって、いろんな公民館などに追いかけて太極拳を学んでいなかったら、僕はどうなっていたんだろうと不思議な感じです。

 

楊玲奈先生と仰る方で、NYに来週いらして太極拳を教えるということなので、僕の生徒でオーガナイザーのミランダを詳細させて頂くことにしました。

 

楊先生に再会したような嬉しさです。いや、楊先生の魂にお目にかかった実感。魂とか普段は信じていないところがある僕が、そう実感。

 

でもお孫さん!ということは時間が過ぎたということだなあ、ということは僕も歳を取ったということかと帰りに自覚して、ちょっと自分で笑ってしまった。

 

 

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