眠れない夜。ふと目覚めてしまう深夜。深層心理、原始意識からのメッセージ。
- 2014.07.17
- その他
なんとも眠れない夜がありますよね。
これが毎晩、一ヶ月以上も続くと考えないといけませんが、
ひと月に数日眠れない夜がある程度ならば、問題ない。
というよりもむしろ、正常だと僕は考えています。
「夜はばったりで、朝までぐっすり眠れる。」と自慢している人がいます。
それは実は自分をロボットにしてしまったということじゃないかと思うのです。
人間は原初的には、群れになって寝ていて、そのグループの中で健康な人が代わりばんこに、ふと起きて自分の群れ(トライブ)が安全かを確認して、そのうちにすうっと眠りに入る。あうんの呼吸で、他の人が目を覚まして安全を確認する。そういうふうな夜の眠りをしていたに違いないのです。
人類の発生をいつに考えるかは、面白いテーマです。ホモ属の発生は200万年前くらい、新人類は20万年前くらいと言うことになっているらしいのですが、まあ僕たちが文化を呼ぶ感じのものは、まだ4−5千年かと思います。
そういう長い歴史から考えると、僕たちが今自分にイメージしている良い睡眠とか、仕事というものが実はごく最近に確立されたということが想像できます。
社会の変化は早くても、人間の身体、本能というものはそんなに早くは進化していかないものです。
僕自信、大変な不眠症に悩んだ数年がありました。毎日、2時間くらいの睡眠で生きていました。
その件については、ワークショップで詳しくお話したいと思いますが、その中で幾つもの発見と気づきがありました。
その気づきが、僕のドリームプラクティスの基盤になっています。
***
夜中にふと起きてしまうことがあると思います。
それは、もしかしたら原始からのメッセージかもしれません。
すくなくても自分の潜在意識からのメッセージです。
「眠れないと、明日の仕事が辛くなる。早く寝なければ」という気持ちも分かりますが、そこの深呼吸をして、自分の潜在意識、原始意識へ耳を傾けてみるのも大切です。
ふと眠れない夜、ふと眼が覚めてしまう夜。
これは、我々が古代からの人間だということの示しでもあります。