オノ・ヨーコのベネフィットコンサート。パティ・スミスや、ルー・リードも出演。
オノ・ヨーコの震災のためのベネフィットコンサートに行ってきた。
Le Poisson Rougeというビレッジにあるクラブで29日(火)10時半から行われた。立ち見で300人も入るといっぱいになるくらいのクラブだが、この日は、ぎっしりで、満員の地下鉄みたいだった。
最初にチボ・マットが数曲。ショーン・レノンなども加わり、なかなか盛り上がった。チボ・マットの演奏は始めてみたけれど、なかなかいい感じだった。ゲストでパティ・スミス、アントニー(Antony and the Johnsons)などが演奏をした。パンクの女王とも呼ばれてきたパティ・スミスは、流石、存在が堂々としている感じだ。日本へのメッセージも、どこか腹が据わった感じ。
ヨーコ・オノは、彼女のプラスティックバンドとショーンとチボ・マットの美保などをバックに歌った。(というか、叫んだというほうが正しい)。僕はビートルズ・ファンクラブの会長を学生のころしたことがあって、そういう関係からもヨーコとは個人的になんどもお世話になっているが、ステージをみるのは始めて。存在感はあるなあ。まあ、世界でもっとも有名な日本女性ともいえるわけだからなあ。
特別ゲストとして、ルー・リードも加わる。ショーンがかなり興奮ぎみでMCをしていたのが印象的。
最後には、全員で合唱。
終わったのは1時半だった。
ずうっと立ちっぱなしだったけど、昔よくこんなことをしたなあと思い出した。一緒に行った古くからの親友のローズマリーは、相当興奮気味だった。
ヨーコから、日本へのメッセージがあるかと思ったけど、それは敢えてしなかったのだと思う。
頑張ろう、日本。みんなで。原発の人災がなかったら、もっと皆が応援してくれたと思う。