ルイス・バラガン設計のヒラルディ邸の黄色には、参った。そこは、瞑想への廊下だった。
- 2016.01.28
- その他
メキシコ・シティには、太極拳と瞑想とチネイザンのために出向いた。
なかなか自由にならない時間の流れの中で、ようやく自分の時間をとって、出かけたのがルイス・バラガンの設計したバラガン邸とヒラルディ邸。
建築については、詳しくは知らないけれど、僕は建物が大好きだし、とても興味がある。
「メキシコシティに行くならば、ルイス・バラガンの作品を見たら良い」という信頼ある人のアドバイス。
感覚的に信頼している人の推薦は、とにかくできるだけそのまま鵜呑みにすることにしている。
予約していないと入れないというので、何度も何度も電話してみた。どうしても通じない。じゃあ、行ってしまえというので出かけてみた。
思ったよりも小さな目立たない感じの建物だった。昼休みが15時までと書いていたので、待ってみた。ようやく受付の人らしい人と会えた。「今日は予約で一杯。明日ならば英語の案内もあるツアーに入れますよ。一日に10人くらいしか入れないので、」
その近くに彼が最後に作った個人邸があって、そこにも何度か電話していたけれど返事はなかった。けれど、とにかく行ってみた。
ベルを鳴らしたら、オーナーの奥様が出てきた。事情を説明したら、はい、じゃあ案内しましょう。ということになった。
ここは、今でも最初のヒラルディというオーナーが住んでいる個人邸宅。そんなに大きくないけれど、色が素晴らしい。
有名な室内プールと、廊下。
特に黄色が、これは一生忘れられない、というくらいのインパクトがあった。
そしてなんとも言えない中庭の空間。
ずうっと居てみたい空間だ。
ここで僕はできたら瞑想をして、パーティもしてみたかった。(ちょうど次の日には、息子たちがパーティをすると言っていた。)
次の日には、世界遺産にもなっているバラガン邸に行ってみた。