ルイス・バラガン設計のヒラルディ邸の黄色には、参った。そこは、瞑想への廊下だった。

 

室内プールで、ここがダイニングルーム。光が、いる間にも刻々と変化して、瞑想のようだ。
室内プールで、ここがダイニングルーム。光が、いる間にも刻々と変化して、瞑想のようだ。
この黄色い廊下が、忘れられない! プールに繋がる廊下だ。 僕には、深層心理に続く廊下だと感じた。
この黄色い廊下が、忘れられない!
プールに繋がる廊下だ。
僕には、深層心理に続く廊下だと感じた。

メキシコ・シティには、太極拳と瞑想とチネイザンのために出向いた。

なかなか自由にならない時間の流れの中で、ようやく自分の時間をとって、出かけたのがルイス・バラガンの設計したバラガン邸とヒラルディ邸。

建築については、詳しくは知らないけれど、僕は建物が大好きだし、とても興味がある。

「メキシコシティに行くならば、ルイス・バラガンの作品を見たら良い」という信頼ある人のアドバイス。

感覚的に信頼している人の推薦は、とにかくできるだけそのまま鵜呑みにすることにしている。

予約していないと入れないというので、何度も何度も電話してみた。どうしても通じない。じゃあ、行ってしまえというので出かけてみた。

思ったよりも小さな目立たない感じの建物だった。昼休みが15時までと書いていたので、待ってみた。ようやく受付の人らしい人と会えた。「今日は予約で一杯。明日ならば英語の案内もあるツアーに入れますよ。一日に10人くらいしか入れないので、」

その近くに彼が最後に作った個人邸があって、そこにも何度か電話していたけれど返事はなかった。けれど、とにかく行ってみた。

ベルを鳴らしたら、オーナーの奥様が出てきた。事情を説明したら、はい、じゃあ案内しましょう。ということになった。

ここは、今でも最初のヒラルディというオーナーが住んでいる個人邸宅。そんなに大きくないけれど、色が素晴らしい。

有名な室内プールと、廊下。

特に黄色が、これは一生忘れられない、というくらいのインパクトがあった。

そしてなんとも言えない中庭の空間。

ずうっと居てみたい空間だ。

ここで僕はできたら瞑想をして、パーティもしてみたかった。(ちょうど次の日には、息子たちがパーティをすると言っていた。)

オーナーの奥さんが、詳しく説明してくれた。できたら一泊したいくらいだった。
オーナーの奥さんが、詳しく説明してくれた。できたら一泊したいくらいだった。奥のブルーがプールの部屋。

次の日には、世界遺産にもなっているバラガン邸に行ってみた。

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