日本の旅は、お年寄りのカップルでいっぱい。
半分外人のひとり言の続きです。
日本を旅する機会が続いた。
国内旅行は、お年寄りの方が多いようだ。
それも、カップルが多い。日本人は夫婦や、カップルでの行動が比較的少ないと思うのだけれど、どうもお年寄りになると夫婦での行動、特に旅行が多いようだ。
アメリカは、国内バス旅行は、お年寄りで一杯だ。ご夫婦も多い。でも、飛行場などは、家族旅行(孫とか子供と一緒)の方が目立つ。
日本の夫婦生活は、ひょっとすると老後から始まる事も多いのかもしれない。セックスレスとか、なんとか言われるけど、結構仲がいいのかもしれないなあ、って感じた。
それと、そういうお年寄りの夫婦の団体旅行が目立つ。先頭に小さな旗をもつガイドさんがついての団体旅行だ。学生の時には、こういう旅行があった。昭和のころには、世界中にこういう日本人の旅行者たちが目立った。そして同じ人たちだろうと思うけど、今は老夫婦で団体旅行。修学旅行を、「旅というのは団体で行うものではないと思う。」と言って、行かなかったような僕には、なかなか不思議な感じを受けた。
でも、皆で一緒に行きていけたこの年代は、幸せなのかもしれないなあと感じた。リュックに帽子にお弁当の遠足みたいで、なかなか楽しそう。
外国にも行きたくない新しい世代の男たちは、老後どういう旅をするのだろうか?いったい僕には老後ってあるのだろうか?
大体、老後って、変な言葉だ。老人になってからの後っていうことでしょ。だったら死んでからということにならない?死後って言うのは死んでからの後でのことですよねえ。??