なぜ、ジーンズで太極拳を教えるのか?

夕べはSOHOにあるホリスティックセンターのOpen Centerで太極拳のクラスがありました。部屋いっぱいに40名くらいの人が集まってくれました。
来週から始まる5週間のクラスのイントロです。僕のクラスは25名までということにしてあるので、(部屋の大きさの関係)、もう既に売り切れになってしまっていました。

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クラスの前に何人かの質問がありました。
着替えをしたほうが良いですか?なにを着ると良いですか?
僕は、なんでも良いですよ。まあ、動きやすい服が良いですけれど、ビジネススーツのままでも、スカートでもOKです、と答えています。

僕も大抵は、わざとジーンズで教えていることが多いのです。
というのは、特別にユニフォームを着たりしないで普通の生活の中でいつでも出来るということを、示したいからです。
瞑想も太極拳も、ヨガも、特別な服を着たり、する必要はなく、とにかくやって欲しいというのが僕の願いです。

実際、僕も瞑想や太極拳や気功は、普段着でやっています。
朝の瞑想は大体、パジャマのままです。
場所だって、どこだっていいのです。オフィースでも、電車の中でも、リビングルームでも、ベッドルームでも、ホテルの部屋でも、公園でも。
時間があるとき、必要なときにやることがと思っています。

僕はジーンズが大好きで、年の300日くらいがジーンズです。だからそのままで教えていることが多いのです。

場所についてですが、自分の家で、いつも瞑想するスポットを決めてやってみるのもお勧めです。椅子を使うならば、同じ椅子で同じ方向で、座布を使うなら、それも同じ座布で同じところで、立禅するなら、同じところに立ってやってみてください。

しばらくすると、そのスポットに行くだけで瞑想に入ることが出来る感じになります。

そういう自分にとっての聖なるスポットを作っておくのも素敵です。

オフィースに、自分の部屋に、そういう自分だけが知っているスポットをつくることもやってみてください。

でも、しばらくしたら、そういうスポットに囚われたくないので、場所を変えること、方向を変えることも必要です。

今、TaoZenのカジュアルウエアの第一弾としてTシャツのデザインを考え始めています。7月の日本のワークショップのときには、サンプルを少し持っていけたら良いけど。

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