二種類の後悔。どっちの後悔を選ぶ?

瞑想エクササイズを読んでいただいた方からのメールで、ちょっとコラムで書いた‘愛を引き算している’ということに対しての感想をいただきました。
ちょっと感動するような暖かい内容でした。
そしたら、ふと思い出したことがあったので、書いてみます。

実は、人生の節みたいなところにきて、なんか行き詰まったような時に必ず思い出す言葉があるんです。
これは、高校の時にみた芝居かなにかの一言だったのです。残念ながら、これがなんという劇か映画かは覚えていないのです。勝手にチェーホフだと思い込んでいるのですが。(誰か分かりませんか?)
その中で、どうもお婆ちゃんが、死に際に、娘に話すような場面だと思うのですが。場面もはっきり覚えていないのに、言葉の意味だけは、はっきり覚えているんです。
人生は後悔の連続だ。そして後悔には二種類ある。一つは、やらなかったという後悔。そしてもう一つは、やってしまったという後悔。どっちを選ぶかによって人生がとっても変わる。’みたいなことを言うんです。

調べてみると、実はそんな芝居の言葉なんかないかもしれないけど。
実際調べてみたことがあるんですけど、途中でやめました。
だって、大切なことは、調べあてることではないと分かったからです。

この言葉が僕にはずうっと心に残って。
学生のときに一年休学してインドにヨガをやりに行ったときにも、それからいろんな恋愛のときにも、仕事の決断のときにも、二年に一度くらい、この言葉が原動力になってきました。

なぜだか、分かりませんが、僕にはとても力のある言葉の一つです。
僕は、どちらかというと、やってしまったという後悔を選ぼうとしているようです。

簡単に書いてみましたが、実は、、僕にとっては、相当重さがあることがいっぱい詰まっています。

これからも、この言葉が、僕に勇気を与えてくれることが時々あるんだろうなあ。ありがとう。

でも、死に際には、僕は、大笑いをして向こうに行くようにしたい。
この話は、また別のときに。

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