9・11

今朝、ふと5時に目をさめました。
こういう時には、なるべく逆らわずに起きることにしています。
普通は3時くらいに目をさめることが多いのです。
そういう時には、ちょとリビングルームにいって、水を飲んで、それで、眠くならなければ、瞑想します。
今朝は、雨のせいで、時間が良くわからない暗さでした。

ふと、気がつきました。

今日は9月11日だったと。
6年前ですね。6年たちました。
その日は、僕はいつものようにオフィースに向かっていました。
5番街から、タワーが燃えて、落ちるのを見ていました。
その日のこと、そしてその後の2ヶ月くらいのNYのこと、をまとめて書いてみたことがあります。
いつか、どこかで発表したいと思っています。

とにかく、毎日感動の日々でした。TVで報道されている印象とは、かなり違う体験でした。
あのころのNYは、本当に素晴らしかった。
ニューヨーカーであることが、本当に誇りでした。
その後、残念ながら、USは、僕と考える方向とは別のほうに向かいました。

ちょっと抽象的になってしまいました。

ああ、感無量です。
9・11が、多くの人の生き方を変えました。
僕の生活も随分変わりました。時間はかかりましたが、僕の生き方はいい方向にシフトしたと思っています。
タオゼンという形で、僕がいまのようなことをしているのは、ある意味では、あの事件のおかげです。

とにかく今から、お祈りしようと思います。

皆もできたら、お祈りしてください。
別に、その時になくなった方たちのためのお祈りということではないのです。
どういうんだろう、命というものそのものに対して、それから、人間の複雑な関係というもの、そういうものに対して漠然とお祈りしたいと思います。
お祈りは、お願いではなく、ポジティブシンキングやイメージでもないと思います。
とにかく、心と身体を開いて、“それ”と同調すると言うことだと思います。
祈りとは、個人の小さな思い入れではないと思います。
偉大な無邪気さとの融合です。

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