チェルシーからチェルシーへ。オフィースの引越し。

NYに戻ってから、チェルシーにあるオフィースを引越しするのに毎日大変です。やっぱりパリで本の構想を立ててきて良かった。NYに帰ってきたら、タオゼンのワークショップと、たまった事務仕事と、それと引越しと、会わないといけない友人との食事、そして愛犬ペマとの付き合いで、もう寝る暇もない感じです。

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2001年まではソーホーにいて、それから今の20丁目と5番街と5番街のオフィースに移りました。あれこれ、もう7年もいたんだ!いろんなことがあったような、でも、あっという間だったような感じです。
今度は、同じチェルシーでも、もっとチェルシーな感じの19丁目と7番街のほうに移ることになりました。

親友とやっているアンティックのストアを大きくして、その裏におフィースを持つことにしました。僕の今の構想は、日本を基地にして活動ということで、NYのオフィースなどを最小限にしようという計画のひとつです。狭いところに移るというのは大変です。

それにいろいろファイルなどをみていると、なんというかメランコリックになってしまいます。ああ、あの頃は、こうだったとか、あの人はどうしてるんだろうとか、いろいろ。そうやっていると片付けが進まない。それだけではなく、ものを捨てられない。

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というわけで、助っ人を頼んだわけです。そうしたら、ようやく進んできた。
でも、本等に考えることがあります。

一つは:僕はいろんなことを始めることはできるけど、それをきちんと最後までやり遂げずに、他のことを始める傾向があるということ。怖がらずに始めるのはいいけれど、その結果をきちんとつけてから、次に移るようにしないとなあ。と思った。それにしてもいろんなことをしてきたなあ。その中で一つだけ、止めないで続けてきたのがタオゼンです。
やっぱりライフワークなんだろうなあ。

もう一つは:時間は早いということ。この間、制作したフィルムだったと思ったものが10年前だったり。他の人は、年をとるともっともっと時間が早く進むんだと言います。ということは!そう、やりたいこと、やったほうがいいと思っていることは、どんどんやっていかないといけないんだということです!

なんとか引越しをきちんと終わってから日本に行きたいと思っています。

愛犬ペマは、毎日オフィースに通勤しますが、まあ、ただ見ているだけで気楽なものです。

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