日本でワークショップをして気がつくこと。

いろんなところで、ワークショップをしてきました。
日本でワークショップをして、気がつくことがいろいろあります。
その中で3つの点を書いてみたいと思います。

一つは、とても真似るのが上手だということ。
得に太極拳とか気功とか、教えると、本当にビックリします。
殆どの人が、本当に器用に動きます。これがアメリカとかヨーロッパでやると、こうは行きません。これは、日本人が一般的に真似るのが器用なのか、あるいは、気功とか太極拳の動きが、どこか日本人には、やりやすいものなのかは、わかりませんが。それにしても、ビックリします。最初のうちの進歩がすごく早いのです。その後のことは別にして!

2番目は、姿勢が悪い、ということです。特に、胸とお腹の辺りに力がない姿勢の方が多いということです。まだ、僕のワークショップに来られるからは、そうでもないのですが、地下鉄などで見ていると、本当にビックリします。これはなぜだろう?日本では、小さいときから、姿勢は大切だということを言われてきたのに。NYでは、姿勢のことはあんまり、どうのこうのいうことが少ないのに、姿勢のいい人が多いのです。
僕は、これは、感情的なこと、人間関係のことが、影響しているのではないかと思うのです。日本人の姿勢を直して、もっともっとノビノビして欲しいと思っています。

3番目のことは、とにかく学ぼうと真剣になりすぎるような気がするのです。真面目、少なくても、真面目になっている様子です。僕は、よく生真面目は病気です。と言ってきていますが、この生真面目さは、ドイツ人に教えるときにも感じます。教えられたことを、なるべくそのまま習おうとします。それから、正しいことは一つだというところがあります。一方、アメリカ人は、とにかく効果があればいい、あとはすぐに自己流でやってしますようなところがあることが多いように感じます。

いよいよ、本格的に、日本でのワークショップが始まります。
できるだけ、楽しく、でも芯はきちんとしたタオゼンを紹介していきたいと思っています。
ぜひ、気軽に参加ください。

Post to Twitter