風間杜夫、ひとり芝居をみて。

風間杜夫ひとり芝居に行ってきました。
連日のタオゼンのワークショップから、一息。新宿の紀伊国屋ホールに行ってきました。
新宿には、あんまり行くことがないので、地下鉄で降りてからかなり迷って、紀伊国屋ホールに着きました。
大学でも、演劇研究会に入っていて、在学中に文学座の演出部に所属していたり、同時に東宝現代劇にも所属したりしていたこともあったくらいの芝居好きだった。でも、最近は全く行ったことがありません。まして、日本のお芝居となると、歌舞伎やお能は別にして、普通の現代劇に行くのは、そうだなあ、30年ぶりくらいかなあ。

まずビックリは、紀伊国屋ホールの変わらないこと!
席も壁紙も、なにも変わっていないんじゃなかろうか?
待合のロビーで、自動販売機で飲み物を買おうとしたのですが、これがなかなか分からない。一体どこにお金を入れるの??
後ろのオバサンから、ココですよ!と教えられた。変やヤツと思われたに違いない。

風間さんは、じつは僕は知らないのです。なんとなく昔、つかこうへいの芝居のお手伝いをしたときに、出演していたような記憶があるくらいです。
ひとり芝居は、牛山明という団塊の世代のサラリーマンの話。なかなか面白いし、この主人公にも、風間さんにも好感をもてる。
でも、なかで物まねや、satire(風刺劇)ですが、風刺している元ネタがわからないことが結構あった。28年日本POP文化と離れているとこういうことになるんだなあと痛感。

日本語はすべて分かるのに、皆が笑っている意味が分からない。
英語が分かっても、良く分からないという現象が昔あったのを思い出した。

客席は満員でしたが、その中には、何人か芸能人の方もいらしていたらしい。川島なお美とか、下条アトムとかいう方とかいらしていたらしいけど、僕には説明されても分からなかった。

なんか半分外人だなあって、実感でした。

帰りのロビーで、偶然会った。昔、僕が一緒に芝居をやっていた仲間と。’なんだい、こんなところで!’とお互いにビックリ。
二口さん、ご夫婦で、風力写真機という劇団をやってらっしゃいます。来月、紀伊国屋ホールでダモイというお芝居をするとのこと、僕は残念ながら日本にいないので見にいけませんが。皆さん、是非いらしてください。

風間杜夫さんの演技と、演技態度というのは、とてもいいなあと自然に思わせるなにかがあります。

楽しいやら、懐かしいやらの一夜でした。

チネイザン養成コースは、梅沢富美男さんの奥様のやってらっしゃるサロンを使わせていただいています。この時も梅沢さんという方がどなたなのか全く分からず失礼をしてしまいました。今度は梅沢さんのお芝居も見て見たいなあと思っています

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