熊野古道、那智の滝、仙人温泉、、
三重県、看護師協会からの招待で津に行くことになったのですが、折角なので、この機会に熊野古道を訪ねることにしました。
熊野古道と一言に言っても、かなりの距離の道なので、その中の有名なところを車と足で回りました。
まず、発心王子から、熊野本宮大社まで、語り部さんというガイドさんから、歴史や、伝説を伺いながら一緒に歩きました。
その夜は、川湯温泉に泊まりました。ここは、11月から2月までの川の水が少ない時期には、川の一部をせき止めた巨大露天風呂(仙人風呂)があります。
オリンピックプールくらいの大きなの露天風呂が川の一部に作られているのにはビックリ。なかなか熱い湯加減でした。
次の日には、湯の峰温泉、速玉大社、那智大社という熊野三社、那智の滝、補陀洛山寺、神倉神社などを回った。
湯の峰温泉には、つぼ湯という世界遺産になっている唯一の温泉というのがあるというので行ってみた。一人でいっぱいになるくらいの小さなお風呂でした。なかなかいい感じでした。
那智の滝は、不思議な力がある滝です。ナイヤガラの滝や、ヴィクトリアの滝のような迫力とは違う、神秘的なむしろ女性的な魅力です。何時間みていても飽きない滝に出会ったのは嬉しい。何時間もかけてアフリカのヴィクトリア滝にたどり着いた時は、凄い水しぶきと音で圧倒されたものの、なんかそれ以上の心の動きはあんまりなかった。この那智の滝は、満月の夜とかに一晩中一緒にいたいような温かさと神秘さを感じた。でも、品のない展望台と、夜になるとライトアップするらしき機械には、興ざめ。
もっともっと日本を、自然を、生活を大切にしたいなあ、って強く感じた。
それにしても紀伊半島は、パワースポットでいっぱいだなあと実感しました。ぜひ、また行きたいところの一つだ!