キムタクも、サザンの曲もしらない僕です!それでも日本人でっす。
最近、TaoZenのスタジオを探すのにあちこち都内の物件をみて回っています。
なかなか思ったような物件と出会っていません。きっと、近々出会うのだと信じています。
この間、一緒に物件を探してくれているユキさんに、
“あの看板に出ている人能古と知っている?”と尋ねられた。
大きな看板に素敵な男性の顔がでっかく載っていた。
”いや、知らないなあ。でも、まあなんかのタレントでしょ?韓国の人気者かなあ?”
これで大笑い。一緒にいた不動産の男性も大笑い!
キムタクだった!
もちろんキムタクは名前は、知っているしTVでも観た事がある。
でも、すぐに認識できるほどではない。
“キムタクを知らないなんて、日本国民じゃないわよねえ。”
最近、この曲なかなか良い歌だねえと言ったら、“えええ!しらないの?”
“これはサザンの歌でも有名な曲を別の人が歌ってんのよ!”
といわれて、人間ではないような感じの反応を受けたりもした。サザンがなんか30年記念とかいっていたけど、僕はその30年が、日本の穴になっている。
僕は、30年まえに日本をでて、ほとんどがNYで住んでいる。
この数年は日本によくいる事が多いけども、まだまだ特に芸能関係のことが良くわかっていない。
社会問題とか政治問題は、まだニュースで知っている事が多いけれども、TVはほとんど見ていないわけだから、皆が知っているタレントとか芸能ニュースには本当に疎い。
誰でも知っている曲も、その時代の背景なしに初めて接触すすわけだ。
TaoZenのワークショップでも、僕が得意げにそういう曲を流すと、なんか皆妙に懐かしいような顔をしてたり、ありゃダサイ!みたいな反応があったりしているのが、僕にも可笑しい。
まあ、そういう僕も、この1年くらいで普通の日本人になるんじゃないかと楽しみにしているのと同時に、それも寂しいかなあみたいなところもある。
ワークショップでの、僕の日本語も段々と上手になっているような気がしているのは自分だけかなあ?
でもちょっと宇宙人なのは、しょうがないことです!