よしもとばななさんが書いてくれた書いた前書き。

今日、幻冬舍の担当編集者のいずみさんが、本を持ってきてくれました。
印刷したてのポッカポッカの本です。

鮮やかなオレンジの本で、よしもとばななさんが書いてくれた前書きが載っています。
この前書きが、どうもツボをえているようで、僕を知っている人は皆、ウンウンと頷いているんです。これがちょっと憎らしいけど、どうも本当のことを上手に書いていらっしゃるようです。

この前書きによると、僕はどうも”適当”らしいのです。
僕自身は、そう思っていないのになあ。
まあ、自己イメージってかなり狂っているものですから。

とにかく、でも愛情のあふれているばななさんの前書きには、僕も感動しました。ばななさんでないと書けないお褒め言葉です。
頂いた時には、すぐに電話して、”あれは本当に褒めてるの?”みたいな口をたたきながら感謝を深く奥に混めて、”俺は適当じゃなんかないのになあ。”

お目にかかったときから、なんかそういう友人になさせていただいています。
リンゴが家にあったので、それをお土産にしたら、本当に喜んでくれていた。
沢山の有名人に会ってきましたが、ばななさんのように心が備わっていて気取りがない人は、本当に少ない。
有難い方です。

でもお目にかかるとそういう事は言わずに、楽しくやらせていただいています。

これまで、ばななさんのことはどこにも書いたことがありませんが、これからも宜しく。そしてこの場で、有り難うございます。

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