ホワイト・アスパラガス。そして生肉にキュウリの冒険。

今、ホワイト・アスパラガスの季節だ。

ウィーンでも、バーゼルでも、アスパラガスの料理が多かった。アスパラガス・サラダとか、アスパラガスのリゾットとか、何回も頂いた。生のホワイト・アスパラガスはニューヨークでも東京でも高価で、ごちそうだ。だけど、どうもこの地方では気軽に頂ける食材のようだ。

あるレストランでは、アスパラガスを頼んだら、12本も出て来た。こうなると有難くなくなってしまう。それに大抵の料理の仕方は熱を入れ過ぎで、ちょっと缶詰のようになってしまっている。料理方法はフランスとかイタリアのほうが上手のようだ。

とはいえ、季節のものを沢山味わえるのは幸せだ。

バーゼルでは、地方料理の有名なレストランで、お勧めのタルタルステーキを食べた。生肉に赤ワインやケイパーを混ぜたもので美味しかった。生肉大丈夫かなあと思いながら、楽しんだ。次の日のランチには、キュウリのサラダ。今、ヨーロッパではキュウリで食中毒が大きな話題。テロじゃないかというくらいになっている。メンバーの数人は危険だからと言って食べなかった。僕は、これも心配しながらも、美味しくいただいちゃった。

普段は、なるべくオーガニックなもの、新鮮なもの、揚げてあるものはなるべく避けるとか、気を配っているけれど、旅のときは、ローカルのものをできるだけ頂くようにして、あとは、楽しむようにしている。

ちなみに、誰も食中毒にはならなかった様子。

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