世界遺産のルイス・バラガン邸では、彼の孤独を感じさせられた。

入り口はバラガンの個性がにじみ出ている。
入り口はバラガンの個性がにじみ出ている。
彼の寝室。ここで亡くなったらしい。
彼の寝室。ここで亡くなったらしい。
有名な階段だ。
有名な階段だ。

さて、次の日には世界遺産にもなっているルイス・バラガン邸に再挑戦。

8人くらいのツアーで、建築家の学生がちょっとたどたどしい英語で、詳しく説明してくれた。

バラガンが住んでいた邸宅と、彼のスタジオが繋がっている。前の日のヒラルディ邸よりはかなり大規模。

彼が住んでいた時の備品や本などもできるだけ、そのままにしてある。

190センチ以上もある長身で、とても宗教心の深い男だったらしい。

僕には、彼の孤独感が感じられてかなり重苦しい感じだった。

もちろん、これが本当かはわからないけれど、当時におそらくゲイだった彼は、一生独身だったらしいが、その内なる孤独感が、部屋のいろんなところに感じるのだった。

ここで、彼が神と瞑想をしたことは確かな場所がいくつもあった。

僕は、でも寂しさはあんまり好きじゃないことも分かった。僕には、昨日のヒラルディ邸の明るさが懐かしく感じた。バラガン氏には、ここが必要だったのだろう。

住む場所、過ごす場所って、大切だなあとつくづく考えた。

今まで、僕はおそらく30回ほど引越ししたと思うけれど、その中で自分がそれなりに満足していた空間ってあったのだろうか?

決して豪華である必要はないけれど、自分なりの空間は大切だ。

屋上は、モンドリアンの絵のようだ。
屋上は、モンドリアンの絵のようだ。

 

 

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