フレンツェのフェラガモ・ホテル。古くて新しいブティック・ホテル。歴史を尊重した新しさ。

フィレンツェ(フローレンス)は、イタリアの中でも特に中世の歴史の中にいるような古い都市。この歴史のあふれる街で、古くて新しいホテルに泊まりました。

ポンテベッキオのすぐそば

フェラガモの本店のそばにあるGallary Hotel Artです。フェラガモ社は何軒かホテルをデザイン、営業していますが、値段が手軽でロケーションが便利というので、ここを選びました。

フィレンツェで最も古い橋、ポンテベッキオから歩いて一分、ボティチェリなどで有名なウフィツィ美術館からも5分くらいの所にあります。でも騒々しい観光客の騒音からは、まったく別世界の小さな小路にあります。古いビルを改装した斬新なデザインのブティックホテル。

ギャラリーホテルというくらいで、ロビーやラウンジは、アートギャラリーになっています。ロビーも部屋も、全体が白が基調で、上品な感じ。取手や、カーテン、ちょっとした置物に、流石、フェラガモというセンスの良さが匂います。でも、デザインが先攻しすぎて居心地が悪いということではなく、ここなら、もし1日中雨でずうとホテルにいてもいいなあという感じを持たせてくれる居心地の良さが嬉しい。サービスも、ロサンゼルスのデザインブティックホテルのように、働いている人たちがスマしているで精一杯というのではなく、お客様のサービスのプロという感じが嬉しい。

部屋の中のソファにはカーテンが。とても落ち着く。
ラウンジもすっきりたデザイン。

どこを見ても歴史でいっぱいの重厚なフィレンツェの街を歩いてから、帰ると、モダンでシンプルで上品なこのホテルがホッとさせてくれました。古さの中での斬新な新しさというのは、僕は大好き。この心地の良い新しさは、伝統を基調にしているからだと思うのです。とにかく奇抜をねらっただけの新しさでは、出てこない味です。

瞑想も、深い伝統を尊重しながら、でも新しいものを工夫して取り入れていく必要があると信じて進めています。このギャラリーホテルは、そういうことを再確認させてくれました。

古い街に、警官の制服も、ちょっと素敵。白いバッグがお洒落だなあ。

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