ファッションの街アントワープのはずだけど、僕には食の街!

オランダでのワークショップを終えてから、ビジネスコーチングのトレーニングを受けて、ブリュッセルのワークショップへの移動の途中、アントワープに立ち寄りました。

クロート・マルクトと世界遺産の聖母大聖堂

ドリス・ヴァン・ノッテンや、アン・ドゥミュールメスターなどのアントワープ・シックス(6)とも呼ばれているファッションデザイナー達を生み出した「王立美術アカデミー」があります。その後もマルタン・マジェラン、ラフ・シモンズなどの奇抜なデザイナーが続々と出ている街。

ファッション・インスティチュートとモード・ミュージアムが一緒になっているファッションセンター「モードナシー」のあるファッションの中心街に、早速出かけてみました。

ところが、かなりガッカリ。ドレス・ヴァン・ノッテンの本店(?)も横にあるのですが、ニューヨークのほうが品揃えが豊富。街を歩く人達も、そんなにファッションを感じません。これには、ちょっとがっかり。

でもそれ以外では、とても満足。

部屋のテラスも大きくて出かけるのが勿体ないくらい。
ホテルのロビーも素敵

泊まったホテルは、De Witte Lelieというこじんまりした宿で、立派な邸宅を品良くブティックホテルに改築したもの。僕の部屋は、一番上の部屋で大きな窓からは、ヨーロッパ特有の中庭と屋根が見渡せる。テラスも大きくて、出かけるのが勿体ないくらい。

食事も良い。このホテルの人に推薦してもらった所だけに行ったけれど、ランチもディナーも美味しかった。特にランチしかやっていないHet Gebaarは小さな公園の中にある、サービスも良いとても美味しいレストランだった。

ウエートレスが、とびきり可愛かったのもプラス。これでごまされたかなあ(笑い)いや、そんなことはない、確かに美味しかった。

チョコレートも、勿論逃せない。アントワープに一件しかないHans Burieというお店が断然お勧めと言われて行ってみました。素朴だけれど、すべて手作りの美味しいチョコ。ゴディバやノイハウスなどとは比べ物にならない暖かい感じのするチョコです。

このお店にもう一度行きたい。

自転車に適したサイズの街。次回来る事があったら、ぜひ、自転車をかりて回ってみたい街です。

きっと、探し出すとなかなか味のある街に違いありません。

大聖堂にあるルーベンスの大作