取り壊される歌舞伎座の公演。

ことしの四月の公演を最後に、今ある歌舞伎座は取り壊され、新しい歌舞伎座は13年にオープンになる予定だそうです。

ということで、秋田から出てきている母親と一緒に、歌舞伎座の公演を見に行きました。僕は歌舞伎はあんまり分からないのですが、それでも何度も来ています。イヤーフォンの解説があると、なかなか面白い。

バリにある高級ヘルススパ(Como Hotels)のディレクターと銀座でミーティングして(バリリトリートを実現したい!)から、4時半の公演に駆けつけて、7時には表参道のクラスに戻らないといけなかったので、3部あるうちの半分くらいしか観る事ができませんでした。母親は最後までみたので、8時半までいたらしい。(それって長過ぎな感じだなあ)

歌舞伎は何度観ても、あの色彩感覚に驚かされます。どうしてあんなにドギツイ色あいが混じっているのに、あんなにまとまって綺麗なのだろう!素晴らしい色彩感覚とデザイン感覚です。

江戸時代の歌舞伎って、どうだったんだろう、っていつも思う。照明はどうだったのか、演技はどんなふうだったのだろうか?お客様の反応は?伝統芸能とはいっても、時代とともに変化してきているはずです。

今度、お能も観たいなあ。昔、文学座の演出部にいた頃は、お能が好きだった。でもしばらく観てないからなあ。感覚が、多少?アメリカ的になってしまった今の僕が観たらどうなんだろう?

Post to Twitter