パリでの観音気功。ライブのピアノと一緒に、ドラマチックな嬉しい涙。

 

パリでは、観音気功のワークショップを行なった。

場所は、今回始めて使う所で、芝居やダンスなどに使う小シアター。古い壁をそのままにむき出しにしているのが、素敵。

20区には、あんまり行った事無かったけれど、パリも地区によってかなり雰囲気が違うのが面白い。

このシアターには、バーもあって、休憩時には、このバーでティーとクッキーを頂いた。

観音気功は、太極拳よりは、かなり簡単に覚えられて、優雅な動きをすることによって自然に呼吸が深まり、ハートがオープンになるのが素晴らしい。

僕は、気功も太極拳も、身体を使った「詩」というところがあると思う。

時々、音楽を使って練習もするけれど、今回は、ピアノがあったので、最後には、生の音楽に合わせて皆で観音気功を行なった。フランソアズが、ハープシコードの先生なので、バッハでも演奏して欲しいと頼んだけれど、楽譜がないと無理なので、インプロビゼーション(即興)でやってみようと言うことになった。

これが、素晴らしかった。多くの参加者が「涙」。

終わってから、暫く誰も話をしないほど、充実していた。

2度と再現できない貴重さと、皆の息というか、気があって、それが音と動きとに表現されていた。

忘れられない観音気功になった。

マロニエが色づいているパリの秋に、相応しい情感たっぷりの観音気功だった。

 

 

Post to Twitter