チベットの高僧ケンチェ・リンポチェのティーチング

チベットの高僧ケンチェ・リンポチェのティーチング

この四日間、チベット仏教の高僧ゾンケル・ケンチェ・リンポチェのティーチングに参加しました。

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表参道の善光寺で行われた。狭い本堂にぎっしり人が座る。総勢70人くらいの大きさで親密感があって嬉しい。

リンポチェは、チベット語で話されるのかと思っていたら流暢な英語で話されたので分かりやすかった。

最初の二日間は、入菩薩行の最終章についてでした。実はもう数十年に渡って密かに般若心経を唱えたりする僕にとっては嬉しい内容。

何よりも僕が感動したのは、リンポチェの圧倒的な自信でした。

それは彼が自分自身にもつ自信というよりは、長く続いてきているチベット密教の伝統、信念の積み重ねを自分たちが背負っている、そしてそれは確固としたもので、今も未来に対しても絶対に役に立てるという自信だと感じました。

今まで出会った多くのチベットの高僧が持っているユニークでチャーミングなユーモアが、彼にも溢れるほどにあったのも嬉しかった。

新年に、僕はiPhone7からiPhone Xに変えました。リンポチェもiPhoneXを持っていて、堂々とiPhoneXを取り出してそのスクリーンを見ながらお経をお読みになる。用語がわからないときもiPhoneXで調べる。

彼の持っているのは、シルバー。その姿がなかなか良い感じでした。僕のiPhoneXはスペースグレーに派手なオレンジのカバーをつけています。思わず僕のカバーを差し上げたくなってしまったほどでした。法話中は写真を撮れないので残念、その姿を僕のデスクに飾っておきたかったなあ。

お話しされた内容もあるけれど(そもそも僕がどれだけ理解できたかという問題もありますが)、僕はリンポチェの彼の存在に魅力されました。

彼の存在自体に、大変な意味のあるリンポチェだと実感。

こういう本当の意味でスピリチャリティの専門家がいるということは本当に有難いことです。

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