瞑想について 2

さて、昨日は、瞑想の姿勢について、簡単に書きました。
この姿勢を無理に保つ必要はありません。無理やりに背骨をまっすぐとか胸を張ってと、思う必要はありません。
瞑想のはじめに、十分に気をつけて、あとは、自然体でいいのです。
そのうちに、自然に姿勢が正しくなっていきます。

さて、瞑想に入るための方法は、いろいろありますが、呼吸について少しはなします。
呼吸については、もう沢山お話したいことがあるんです。
今、呼吸について、英語で書き始めています。さて、いつ本とかワークブックになるんでしょうかねえ。

呼吸は言うまでもなく、生命の基です。食べたり、飲まなかったりしても、数日は楽に生き延びていけますが、呼吸をしないと比較的すぐに、我々は死んでしまいます。それだけ、大切なのに結構、普段は考えていない。
それに、大抵の人は、自分は呼吸が上手ではないと思っています。でも、なにもしないでいる。不思議です。
僕自身、小さいときからアレルギー体質で、鼻がいつも詰まっている傾向があります。昔は本当に酷かった。それに、いつも風邪を引いていました。風邪が流行ると、まず一番にひく、そして、流行の最後にまた、ひく、といった感じでした。
小さいときから、喘息持ちで、よく咳こんでいました。いまでも、時々ありますが、大分良くなりました。
呼吸というのは、本来、結構、恐怖心と関係があります。
臍で母の胎内にいたものを、急に今の肺呼吸にジャンプしたわけです。
魚が、長い間に進化して、陸に上がったといわれていますが、その進化を僕らは、一瞬にさせられるわけです。
それに、呼吸ができなくなると、すぐに死んでしまうということも、しっていますから、呼吸ができない可能性を感じるとすぐに恐怖を感じます。
それと、同時に、呼吸が気持ちよくできると、安心します。
また、呼吸は、いろんな意味での橋渡しでもあります。
副交感神経と交感神経、心と身体、心と魂、との橋渡しでもあります。
だから、瞑想を始めるときに、呼吸を整えるというのは、とても効果があります。

さて、いくつかの瞑想にむいている、呼吸の方法を紹介しようと、おもっていたら、長くなりましたねえ。
続きは、また明日ということにしましょう。

とにかく、毎日、自分の今の呼吸がどうなってるんだろうと、気を配ることを提唱します。
それだけで、大変な進歩がおきます。
別に、無理に深呼吸に変える必要もありません。
とにかく、気がつくことから、始まります。

では、おやすみなさい。(ny時間です)

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