丹田について。

質問がありましたし、丹田ということについて、多少書きたいと思います。

一般に丹田というと臍の後ろとか、臍下三寸とか言われていますが、実は、タオでは、3つの丹田があります。下丹田、中丹田(ハートセンター)、上丹田(脳の真ん中)です。日本には、下丹田だけが、一般に丹田と呼ばれて来ています。これは、ヨガのチャクラと似ており、エネルギーチャンネルの主なものです。
それぞれの丹田、チャクラには、性質がありますが、まず一番大切なのが、下丹田です。これは、生きるということについての基本のエネルギーが備わっているところです。サバイバル、セックス、などのパワーがココに潜んでいるわけです。ココに力がないと、生きるということに対しての信頼感、自信というもの、セクシーであっていいというような、基本のパワーが沸いてきません。
成功している人、魅力的な人は、この丹田にパワーあり、しかも開いている人がほとんどです。

質問のあった場所について。
臍下三寸というのが、伝統的な言い方です。寸というのは、本来はセンチとかと違って、その人の身体に応じての単位です。親指の幅が一寸です。あるいは、中指の第二間接のところの長さも一寸です。三寸というのは、小指から人差し指を伸ばしたときの幅がほぼそうです。
臍よりもそのくらい下の身体の中ということです。
ヒーリングタオ及びユニバーサルタオでは、マンタック・チア先生が、臍の後ろに統一しています。臍と命門の間です。
丹田自体が、ひとつのスペースという概念ですから、そのスペースの感覚は、3寸くらいの円球です。しかも、これはあくまでもエネルギー的な話をしており、肉体的な場所という概念からを超えています。しかも多少柔軟性のある場所感覚です。
したがって、まあ、そのあたりというほうが、かえって正しいと思います。

この下丹田をバランスのいい形で活性化するというのが、TaoZenの最初の目標のひとつです。
丹田は生きているものです。だからダイナミックに感じあげてください。

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      下手な絵で、御免なさああい。

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