good bye – ciao – love you への変化。(挨拶について 1)

夕べ友人(アメリカ人)と話をしていて二人で気がついたことがあった。
最近、別れるときに軽くLove You! (もっとも音的には最後のyouは軽くyoとか yaに聞こえますが)ということが友人間では、多いなあと気がつきました。

子供たちや学生の間でも“love you!"ということが多くなったようです。

僕がNYに来たころは、なんか皆Good Bye! とか See You Soon! とかだったと思います。
それが85年くらいからは、僕の周りは皆 Ciao! になりました。広告関係、アート関係、ファッション関係の人が多かったからか、みんなチャオって言って、右と左の両方の頬にキスとするのが普通でした。

いつからか、それはなんか時代遅れになったみたい。
今はLove You!
しかも男同士も異性でも、簡単に抱くことが多くなりました。
親しい間では、右と左と二回抱き合います。

いったいなぜ?
僕ら二人の勝手な結論は、9・11からだろうということにしました。

でも、日本語に直して「愛してるよ」といって別れの挨拶をしたら、かなりゾーっとしますよね。 Have a good weekend!と金曜には、皆言いますが、これも「良い週末を!」とか言って挨拶したら、相当変だなあ。
まして、「愛してますよ。良い週末を!」では、鳥肌が立ちますね。

でも、友人間のNY的な別れの挨拶は、今は、
二度軽く抱き合って love youです。

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