日本の 健康保険、クリニックなど。 風邪の効用。

折角風邪になったので、日本のお医者さんに行ってみようと思ったわけです。
マイケル・モア監督のSickoという最新作のドキュメンタリーを先月見ました。http://www.michaelmoore.com/
アメリカの健康保険問題を扱っているのですが、日本はいったいどうなってるんだろうって、興味が沸いたわけです。

日本の健康保険にも入っている僕は、早速、近くのミッドタウンのクリニックに行ってみました。
まあ、場所も場所もなのでしょうが、超モダンなデザインで、綺麗。
外人が多いせいか、スタッフも英語ができます。個人情報保護のせいか、人の名前は呼ばずに、すべて番号で呼ばれます。
待ち時間、やく10分で、感じのいい先生に“103番さん”とか呼ばれて、楽しく診察。食欲は?もう充分にあります。お薬は?なるべく少なくいただけますか?できたら漢方薬で。
支払いで、これは高いのかなあっと思っていたら、1200円くらいでした。
NYだったら、これで3万円はかかるなあ。
NYでは、毎月5万円くらいの保険料を払っているものの、年間最初の25万円くらいは、自己負担です。僕の場合は、それを超えたことがないので、この20年間毎月保険会社に寄付し続けという状態になっているわけです。

USには、国民保険が無いために、保険に入っていない人が沢山います。
それに、多くのお医者さんが予約制ですが、なかなか予約がとれない。一週間後とか、2週間後になったりします。風邪だったりすると、まあ、直ってしまいますよね。

どこの国でも、医療に関してのいろんな問題を抱えています。
でも、アメリカに比べたら、日本はとても、いいなあって感じました。

だから、でも、多くの人が簡単にお医者さんに行ってしまうのかもしれない。薬を飲みすぎになる傾向もあるかもしれないなあとも感じました。

それにしても、お医者さんも、薬局の方も、看護婦さんも、優しさがあっていいなあって、まるで外人のような感想!でした。NYの医者は、結構怖い!!

さて、いただいた薬は、それでも沢山あったので、それを真面目にいただくのだけは止めて、漢方と咳止めだけにしました。

あんまりにも、クリニックの感じがいいので、今度、定期検査をしていただこうかと思っています。5年前くらいに、検査しただけなので、本当は1年に一度くらいは、最小限の検査をしたほうがいいですよね。

風邪の効用は、いろんなところにありますね。

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